浅間尾根(浅間嶺) 最高点1018m(仲ノ平からの尾根上)

2017年4月17日月曜日

東京都

2017年4月13日(木)      天気 晴れ


雨やらなんやらで、なかなかちゃんとしたお花見ができなかったので、
お花見登山をしようということで、奥多摩は浅間嶺を訪れてみました。

始発電車に乗ってJR武蔵五日市駅まで、前回笹尾根を登った時と同じバスに乗って、
これまた同じバス停【仲ノ平】で下車しました。
笹尾根に向かう道を左に見送ったすぐ右手に浅間尾根への登り口があります。

登山口を入るとすぐに奥多摩らしい植林の中の急登になります。
きつめの登りをヒイヒイふうふう40分ほどこなせば尾根上の分岐に到着です。

今回の登山での最高点がこのあたりになります。
ここからは多少の登り返しはあるもののほとんどは穏やかな下りの道となります。
以前登った笹尾根の時とは異なり、芽吹きもまだな為、左手には大岳山や御前山といった
奥多摩の名だたる山々。
右手には以前登った槇寄山から伸びる笹尾根が良く見えました。

お地蔵さまのある臼久保分岐を過ぎてしばらく行くといったん林道に出ます。
林道を横断して向かい側からまた登山道に入ります。

実にのんびりとした歩きやすい尾根道に春の日差しが差し込みます。
やがて浅間尾根登山口分岐です。
ベンチも置いてあるので休憩に最適です。

時折開けたところから展望が広がります。

途中であった猿岩。良く探せばわかると書いてあったのですが・・・・
わかりませんでした(笑

春の日差しが差し込む気持ちの良い道が続きます。

間もなく浅間嶺だろうというところで左側が大きく開けた伐採地に出ます。
奥多摩方面の展望がほぼ180度で広がります。
展望を楽しんだ後、浅間嶺を目指します。ここからは間もなくです。

休憩舎やベンチのある広々とした休憩地からちょっと登れば浅間嶺です。
桜はどのくらい咲いているだろうか?
なんて期待して登って行くと、大きく開けて・・・・・・・・・

日差しこそ春でしたが、まだこのあたりは冬の眠りから覚めてばかりでした。
1分咲きどころか、全く・・・(笑
今年は少し遅いようでした。

浅間嶺一帯は大きく開けており、展望が素晴らしい所です。
大岳山から雲取山方面奥まで奥多摩の山々の稜線が見渡せます。
反対側は残念ながら富士山は拝めませんでしたが、笹尾根とその後ろに
中央線沿線の山々が頭を見せています。

展望をおかずに少し早めの昼食を取った後、払沢の滝方面へ下山することに。

大岳山稜線の先のちょこんと突き出たところは鋸山でしょうか?

途中でカタクリ群生地の案内があったので、ちょっと足を進めると
結構な数が咲いていました。サプライズに大喜びでした。

山頂での桜は拝めませんでしたが、カタクリが見ることが出来たので良しとしましょう。
あとは下るだけです。
道はいつしか沢沿いの道となり、茶店のある車道の終点につきます。
時坂峠を経て時坂の集落の中を下っていきます。
山頂あたりはまだまだでしたが、里はすっかり春模様でした。
桜は3~5分咲きくらいでしょうか。
まだまだつぼみがいっぱいありました。
指導票に従って集落の中の近道を行くのですが、途中何度か花に見とれて見逃してしまい
車道歩きもあって少し時間を取られてしまいました。
春の日差しが暖かく、実に気持ちの良い時間でした。

せっかくなので日本100名瀑にも選ばれている払沢の滝を見ていくことに。
チップが撒かれた歩きやすい道を15分ほど、思ったより滝までは距離があります。
正直あまり期待していなかったんですが・・・・・。

いや~すごく良かったです。
近くに来たなら、見ておくべきですよ!!
間近まで近づくことが出来ますし、結構な大きさで迫力があります。
圧倒されます。
最後の最後に素晴らしい物を見ることが出来ました。大満足です。


払沢の滝入口から朝方通ったバス停まではすぐの距離です。
ここからは最低でも1時間に一本ほどはバス便がありますのであまり時間を気にせず
歩くことが出来ました。

WEB上で浅間嶺の桜の時期は見ていたので、まさか全く咲いていなかったのは
期待はずれでしたが、展望やカタクリの花にも恵まれ、お花見も下山後できましたし、
何より払沢の滝が素晴らしかったので満足度の高い山行でした。

今年はGW前半ぐらいが花にも展望にも恵まれて良い時期になりそうですね。
いずれにせよ芽吹きの時期くらいまでが見通しも利いて良いコースだと思います。


コースタイム
仲ノ平バス停 8:20 → 尾根上分岐 8:57 → 浅間尾根登山口分岐 9:40 →
一本松(杉?)10:02 → 浅間嶺 11:00~11:30 → 払沢の滝 13:20 →
払沢の滝入口バス停 13:50