清八山(1593m) 本社ヶ丸(1631m)

2013年5月16日木曜日

山梨県

2013年5月14日(火)         天気 晴れ




去年、三ッ峠や黒岳に行った時に利用した河口湖駅9:40発 『天下茶屋』行きのバスを利用して
清八山、本社ヶ丸へ行ってきました。

いつもどおり中央高速バスで行こうと思っていたのですが、出発の前日から集中工事が始まり
到着時刻に不安があったので、今回はJR+富士急行線を使いましたが、
やはり高速バスと比べると時間がかかりますね、いつもより1時間ほど早く家を出る事になりました。

三ッ峠登山口バス停を降りたら三ッ峠登山口まで向かいます。
三ッ峠登山道入口を右手に正面のゲートがスタート地点です。

ゲートを越えて清八林道を終点まで歩いて行きます。
今回も登山道入口にはマイカー登山の方の車が多数止っていました。
バスも7、8組ほどいらっしゃいましたが、皆さん三ッ峠へ向かわれたようで
こちらのコースを来る方いらっしゃいませんでした。

緩やかな勾配の林道です。
新緑の柔らかな緑と鳥のさえずりに癒されながらゆっくりあがっていきます。

途中、1本だけ桜の樹がありました。桜のお花見もこれが今年最後ですね。

静かな林道を40、50分歩けば林道に終点です。
林道終点から見た富士山です。
雲のかかりも少なく、綺麗な姿を見せていました。

ここから山道に入ります。
入ってすぐ右手から三ッ峠からの登山道が合流します。

まだ芽吹いたばかりの木々の中をほどなく登っていくと清八山へ着きます。

清八山 山頂からの大展望です。
正面に大きく富士山を望めます。 本社ヶ丸と共に大月市の秀麗富嶽十二景の12番目にあたります。
実に見事な眺めです。右手には去年登った黒岳が。
黒岳の奥にはもやっとしてはっきりとはしませんでしたが、雪をかぶった南アルプスも見えました。
松でちょうど山頂のアンテナ群が隠れてますが、大きく三ッ峠山です。
山頂はおそらく今日も多くの登山客であふれていると思います。
隣の山なのにこちらはまったく人影も無く。
久しぶりに友人と誰も居ない山頂を堪能しました。(笑
アクセントともいえる松の間から撮ってみました。


山頂を後にして10分ほど歩けば清八峠です。笹子方面からの登山道が来ています。



ちょっとした岩場(たいした事はありません)を何度か過ぎ、その度にすばらしい展望がひろがります。三ッ峠の濃いグリーンと富士山のブルーグレーの対比が印象的です。

最後に岩場を一登りすれば本社ヶ丸 山頂です。
ゆっくり景色を堪能しながら昼食をと思っていたのですが、
生憎ちょうど自分達の前に着いた団体の方達で狭い山頂がわさわさしていましたので
記念の写真だけ撮ってそそくさと山頂を後にしました。
山の中での人混みは本当苦手です(笑

鶴ヶ鳥屋山方面へ穏やかな道を歩いて行きます。
まだ芽吹いたばかりのブナ林が続き、
淡い萌黄色にあふれていてそれはもう気持ちの良いところでした。

送電線の鉄塔下ですが開けていて気持ちの良い場所がありましたので
ここで昼食を取りました。休憩にも最適な場所だと思います。

今回は新宿駅で買った大好きな深川飯の駅弁です。
リニューアルしたのか、具がボリュームアップしていて更に美味しかったです(笑

角研山? でしょうか。 地図には載っていなかったのですが。
ここでの笹子方面への分岐はやり過ごし、さらに鶴ヶ鳥屋山方面へ進みます。
左手には木々の間から滝子山や大菩薩方面の山々が見えます。

ヤマツツジも咲いていました。まだまだこれからのようです。

船橋沢の下降点です。
鶴ヶ鳥屋山方面を正面に見送り、笹子駅方面へ下って行きます。
ここからは延々と続く急勾配の下りで、結構きつかったです。

船橋沢沿いに出ればやっと勾配も緩やかになります。
沢沿いの道をたどります。何度が徒渉しますがちゃんと目印のテープがあるので迷うことは無いです。

今回の終着点『笹子駅』です。
国道20号線沿いの静かな無人駅で、駅前にはコンビニもありませんが、
有名な笹子餅の『みどりや』さんがありました。 
電車待ちに寄ってはいかがでしょうか。


三ッ峠山の隣に位置しながら訪れる人も少ない静かな山でした。
展望もすばらしかったですが、ブナ林の穏やかさが印象的でした。
有名どころの山の隣は穴場かもしれません。(笑


コースタイム
登山口10:25 → 清八山11:20 → 清八峠 11:35 → 本社ヶ丸12:00 →
鉄塔下12:35~13:05 → 船橋沢下降点13:25 → 笹子駅14:45







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