2012年9月11日(火) 天気 晴れのち曇り のち雨
日本200名山でもある長野県と群馬県の境に位置する荒船山に行ってきました。
星尾峠との分岐をやり過ごし、最高点の経塚山(行塚山)を目指します。
コースタイム
三ッ瀬バス停 9:00 → 相沢登山口 9:30 → 中ノ宮(大岩下) 10:25 →
艫岩、経塚山分岐 11:20 → 艫岩11:25~11:50 → 経塚山12:23 →
荒船不動 13:15 → 初谷バス停 14:10
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日本200名山でもある長野県と群馬県の境に位置する荒船山に行ってきました。
(下仁田町HPより)
実に特異な形をした山で、ロストワールドで有名なギアナ高地にあるような
テーブルマウンテンです。
残念なことですが、一般には人気漫画家の臼井儀人さんが亡くなった場所として
有名になってしまいましたね。
最近は内山峠まで車で来て往復する最短コースを利用する人がほとんどのようです。
今回は大宮6:34発の新幹線で高崎に向かい、上信電鉄に乗り換え。
終点の下仁田駅8:30発のバスで登山口最寄の三ッ瀬バス停に向かいました。
三ッ瀬バス停からは道なりにまっすぐ進んで行くと、ほどなく前方に特徴ある形の荒船山が
見えてきました。 残念ながら山頂部は雲に覆われてしまっています。
小さな相沢橋を渡ると相沢登山口です。指導標にしたがって行くと、すぐ右手に登山道が
現れます。
概して歩き易い道ですが、ほとんど見通しが利かず山頂近くまで単調な登りがずっと続きます。
途中に気分転換になるような場所も無く、結構堪えました。
ただひたすらもくもくと歩いていると、右手木々の間に艫岩であろう岩壁が少し望めました。
山頂手前の階段です。ここまでくればあと少し。
単調な登りに疲れた足には少々きつかったです。
クマザサに覆われたテーブルマウンテンのテーブルの上に到着しました。
先に艫岩を目指します。
それまでの単調な登りが嘘のような幻想的な感じのする山頂部です。
断崖絶壁の艫岩の展望台に到着です。
下から雲というかガスがどんどんあがってきていて、見晴しはまったくありませんでした。
時折かすかに下が見える程度です。
ほんの数歩先はもう白い闇の世界です。
艫岩の動画です。少しは雰囲気が伝わればよいのですが。
今日の昼食は高崎駅で買った名物『だるま弁当』です。
高崎経由の時はこれをいつも買います。素朴ながら実に美味しいです。
着いた時は私たちだけだったのですが、内山峠から次々と人が上がってきましたので
早めに艫岩を後にしました。
ガスって眺めもまったくありませんでしたしね(笑
艫岩から経塚山まではクマザサに覆われた林の中を進みます。
少しガスって少し不思議な空間の感じがして、とても良かったです。
以前登った上州三峰山もそうだったのですが、今回の山行では一番印象に残りました。
星尾峠との分岐をやり過ごし、最高点の経塚山(行塚山)を目指します。
荒船山の最高点になる経塚山 山頂です。
あたりは木立に囲まれあまり見晴らしはありません。
ここから分岐まで戻り星尾峠に向かいます。
山頂あたりから雷の音が鳴り始め、少々いやな感じではありました。
星尾峠を過ぎたあたりからポツポツ来たので、雨具を取り出して着たところ
いきなり土砂降りの雨に変わりました。
雨足は強まる一方だったのでひたすら下山を急ぎました。
荒船不動に着いた時には雨も弱まってきたので境内の軒下をお借りして雨具をしまいました。
雨具を使ったのは10年ぶりくらいでしょうか(笑
下山後はバス停から歩いて15分ほどのところにある『初屋温泉』で汗をながしました。
その後、小海線『中込駅』経由『佐久平』で長野新幹線に乗り換え帰宅しました。
通常は佐久方面から入山して下仁田側に降りるほうが主流だと思います。
登る高さも少なく、歩行時間も短くてすみますし、どちらのバス便を使ってもほぼ9時スタートで
変わりません。
(ちなみに6:50大宮発の長野新幹線で佐久平乗換え、中込駅8:19発のバスに乗れば
登山口の初谷バス停には8:51には着きます)
下仁田側におりた場合、土日は問題ないのですが、平日ですと丁度帰りの便となるであろう
15時台のバスがスクールバスになります。
町役場に聞いたところ、少人数であれば問題ないでしょうということだったのですが
少し心配だったので逆コースを取りました。
行きのバスの運転手さんに聞いたところ、まったく問題無いということだったので
佐久側から入ることをお勧めします。
(お風呂も荒船の湯がありますし。)
何より登りの単調さは少々疲れました。(笑
三ッ瀬バス停 9:00 → 相沢登山口 9:30 → 中ノ宮(大岩下) 10:25 →
艫岩、経塚山分岐 11:20 → 艫岩11:25~11:50 → 経塚山12:23 →
荒船不動 13:15 → 初谷バス停 14:10
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