大源太山(1598m)

2011年9月18日日曜日

新潟県



2011年9月13日(火)    天気 晴れ時々曇り


谷川岳周辺には大源太山と名のつく山が二つありますが
今回は谷川岳と巻機山の間にある独立峰をたずねてみました。


標高は1598m、上越のマッターホルンと呼ばれその山頂からは360度のすばらしい眺めが
楽しめます。


朝一番の上越新幹線で越後湯沢駅まで、
大源太キャニオン行きの南越後バスで終点の手前の旭原で下車。
http://www.minamiechigo.co.jp/pdf/jikoku-230723/muikamachi/daigenta.pdf

バス停からはバス進行方向に向かって歩いてゆくと、登山口へ続く林道の入り口が現れます。


林道終点に登山届のポストが有りますので、面倒でもちゃんと提出しましょうね。


本格的な登りに入る前に渡渉するところが3ヶ所ほどあります。
最初の渡渉は浅く、踏み石も多いので大した事はありません。

2度目は本来、橋が架かっていた場所でした。
前週の台風のせいか橋は流されており、登山道も崩壊していました。
対岸は崖状になっていたので、登山道の続きを判別するのと、とりつくのに苦労しました。
※行かれる方は要確認です!!




3度目の渡渉点です。ロープは張られていますが、水量が多く幅も有ったので自分は少し下流を渡りました。




滑りやすい樹林帯の急登を苦しみながら登るといつのまにか見晴らしの良い尾根。
登りの苦しさは続くがすばらしい景色が癒してくれます。




大源太山山頂です。
まさに360度の展望が得られます。七ッ小屋山を正面に望んで右に谷川岳方面。



柄沢山方面


巻機山は雲の向こう側に隠れてしまってます。




柄沢山方面から檜倉山、大烏帽子山、朝日岳、七ッ小屋山、武能岳、谷川方面のパノラマ。


山頂は誰も居らず、同行者と二人、心ゆくまで景色を堪能することができました。
標高は低いながら、厳しい気象条件にされされている為、谷川周辺は緑を含め自然の懐の深さを
感じさせてくれるすばらしい所です。
登り下りのきつさは有りますが、それ以上の感動を与えてくれます。



画質は悪いですが山頂からの動画です。



下山後、林道の帰り道にはススキがいっぱいでした。
暑い一日でしたが、紅葉の秋はもうすぐそこに来ているようでした。




コースタイム
旭原バス停8:15 → 林道終点登山口9:00 → 徒渉点9:45 → 山頂11:50~12:20 →
林道終点登山口14:25 → 旭原バス停15:10

ほぼ7時間のコースです。人数が揃えば駅からタクシーを使って、バス停から林道終点までの
往復をカットすることも出来ます。
単調な林道歩きですので、カットするのも良いと思います。

今回は行きと帰りのバスの時間が丁度7時間半空いてましたので歩いてみました。
生活路線のようで、土日祝日は本数が減りますので要確認です。


下山後はいつも越後湯沢で下山後に伺うすぐ駅前の『江神共同浴場』
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/egamikyodoyokujo/egamikyodoyokujo.htm
で汗を流しました。(ちなみに今は¥400です)


※今回は単純に往復でしたが、時間、体力、経験度合いによっては七ツ小屋山をめぐる
周回コースもあります。




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