本来ならば火曜日は山へ行っていたはずだったのですが、
生憎の雨予報の為、中止になりました。
以前は山に登ること自体が目的だったので、雨が降ろうが雪が降ろうが登っていましたが、
歳とともに目的も変わって、雨=中止になります。(笑)
おかげでここ数年雨具の出番は無く、いつもリュックの底でお供するだけになりました。
(非常時の防寒着にもなりますから、必ず持ちましょうね)
そろそろ夏の予定ということで以前登った山のご紹介です。
東京近郊の夏山で電車、バス利用で日帰りとなるとだいぶ限られてしまいます。
那須、日光方面。谷川周辺などがメジャーになりますが、
長野新幹線を使えば日帰りで登れる2000m級の山がいくつかあります。
水ノ塔山(2202m)・篭ノ登山(2227m) 2009年7月21日(火) 天気 曇りのち晴れ
早朝の長野新幹線を利用して、佐久平駅を8:40に出発するJRバスで終点の高峰温泉を
目指します。(バスは通年運行です)
終点の高峰温泉です。ここからすぐのところに登山口があります。
すっきりしない空模様の中、水ノ塔山を目指します。
稜線上から水ノ塔、篭ノ登山山頂まで
この日はガスって残念ながらまったく遠望は利きませんでした。
晴れていれば360度の展望だったのですが・・・・。
山頂はそそくさと後にして、池ノ平湿原をめざしました。
兎平から三方ヶ峰を経由してミハラシ岳まで!
山頂の景色はまったくでしたが、湿原はとてもすばらしく、わざわざ来た甲斐がありました。
ミハラシ岳への途中でコマクサの群生地があります。
保護の為の金網などで、ちょっと風情が無いのですが、見事な群落でした。
アンテナの立つミハラシ岳を過ぎると後は湯ノ丸バス停のある地蔵峠へ
ゆっくり下っていくだけです。
地蔵峠にはホテル、旅館等もあり、ここで一風呂浴びるつもりだったのですが
生憎、就学旅行の団体の宿泊が多く、入浴は適いませんでした。
しかたなくガスって寂しくなってきた地蔵峠で佐久平行きのバスを
1時間ちょっと待つこととなりました。
ここから佐久平駅までのバスは夏季のみの運行です。
千曲バス 午後は一便のみですので乗り遅れないように。
※2021年の時点で廃線となっています。
まあ4時間ほどのコースですので、ゆっくり歩いても十分夕方の便には間に合うと思います。
午前中の便で湯ノ丸へ来て、湯ノ丸山を登るのも良いかもしれません。
こちらも時間は十分間に合います。
山頂での展望が残念だったので、いつかまた再登山したいと思います。
黒斑山(2404m) 蛇骨岳(2366m) 2009年9月15日(火) 天気 曇り
前項と同じ新幹線(ちなみに7:18大宮駅発)とバスで、今回は終点の手前の
高峰高原ホテルで下車します。
すぐ前に登山口があります。
前項の水ノ塔山・篭ノ登山を背に。この日は曇りでしたが、山頂はガスってないようです。
高度を上げていくとともに浅間山が見えてきましたが、したからどんどん雲が上がってきており
少し諦め加減で登りました。
トーミの頭に着いたとき、それまでの雲はどこかに行ってしまい、目の前に大きな浅間山と
外輪山に囲まれた箱庭のような美しい景色が目に飛び込んできました。
諦めかけてただけに感動もひとしおでした。
山頂で休憩ののち、外輪山の稜線に沿って蛇骨岳を目指しました。
蛇骨岳から下山し始めた頃にはガスも出てきて、黒斑山通過時には先ほどまで目の前に
大きく見えていた浅間山もすっかり見えなくなっていました。
稜線上にいた時だけ姿を見せてくれて本当にラッキーでした。
下山後は高峰高原ホテルでお風呂をいただき、バス時刻まで時間があったので
ぶらぶら散策などました。
今回は何故か珍しく行程をメモしてありましたので、それを載せます。(笑)
7:18大宮発 新幹線あさま → 8:20佐久平着
8:40佐久平発 JRバス → 9:34高峰高原ホテル着
9:50出発 → 赤ゾレの頭10:50 → トーミの頭11:20 →11:35黒斑山 →
12:05蛇骨山 → 13:00 分岐 → 14:00下山
15:52高峰高原ホテル発 JRバス → 17:00佐久平駅
特にきついところも無く、ゆっくり歩いた割には早かったような気がします。
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