矢倉岳（870ｍ）

2014年4月24日（木）　　　　　　　天気　晴れ



15、6年ぶりでしょうか、箱根の矢倉岳に行ってきました。

小田急線の新松田駅から8時台に出る地蔵堂行きのバスを利用して矢倉沢で下車。
平日にもかかわらず、バスにはハイカーの方が結構乗っていらっしゃいましたが、
関本経由で明神ヶ岳へ行かれる方や金時山に行かれる方がほとんどで
矢倉岳に向かう方は少なかったです。
※より登山口に近い本村バス停もありますが、そちら経由のバスは時間的に合いませんでした。

バス停から本村バス停はすぐ。
途中左手にこれから向かう矢倉岳が見えてきます。
登山口まではポイントとなるところに道標がありますので迷う事はないと思います。

登山口に向かう道路の左右には春の花が咲き乱れていて目を楽しませてくれます。

農道を進み茶畑を過ぎて、イノシシ避けの柵を越えれば本格的な山道になります。

登り始めは杉林で眺望も無く暗い感じですが、やがて雑木も増えてきて、
尾根に出ると気持ちの良い道が続きます。

本当に山頂まで気持ちの良い道でした。
新緑の緑がそれは目に優しく、わずかに残った桜の花びらは風で舞い降りてきて、
終始、上を見ながら歩いていました。

ナガマモミジイチゴの白い花が桜に代わっていっぱい咲いていました。


新緑の雑木林の先で空が抜けて大きく開けた解放感の有る山頂に飛び出します。

前面に明神ヶ岳や金時山といった箱根の山々が広がります。
左手は相模灘の海へと続き、右手は御殿場の街を挟んで大きく富士山が鎮座しています。

正面に富士山なのですが、あいにく上の方は雲で隠れ全体像を見ることは出来ませんでした。

明るい山頂で眺望を十分楽しんだ後、足柄方面へ足を進めました。

足柄方面への尾根筋は明るく、まだ満開の桜も残っていて目を楽しませてくれました。

山頂から15分ほどで清水越の分岐になります。
この先から地蔵堂バス停に下山する道も有りますが、万葉公園を目指す事にしました。

万葉公園へ向かう途中で見た矢倉岳です。
山肌のところどころに、おそらく終わりの桜であろう白やピンク色を見て取れます。

足柄万葉公園手前の分岐です。

このすぐ先の万葉広場で、終わりの桜の下でお昼休憩をしました。

展望は有りませんが、静かで明るく開けた所です。
のんびりするには良い所でした。

先ほどの分岐から地蔵堂バス停へ下山しました。
足柄峠まで行って、足柄古道を降りるコースも有りますのでその時の気分でどうぞ。

地蔵堂バス停から見た矢倉岳です。

ここから、関本経由で新松田駅まで戻りました。

新松田までの便は少ないですが、関本まで出れば乗り換えの便は割とあります。

新松田駅から歩いて15分ほどの松田町健康福祉センターでお風呂をいただいてから帰りました。

入口を入ったらまるで病院のようでちょっと焦りましたけど、ちゃんと3階に有りました。（笑

駅に向かう帰り、川にこんな感じで歩行者用の橋？が有って・・・・・・・・・・当然渡りました。
楽しかったです。

山頂のスカッと抜けた感じの開放感と展望は実に良かったですけど、
それにも増して、花と新緑の萌黄色が本当に素晴らしくて春の登山楽しさを十二分に感じさせて
くれる良い山でした。
もう少し早い時期なら満開の桜も楽しめそうですね。


コースタイム
矢倉沢バス停9：20　→　山頂10：45　→　分岐/万葉広場11：45～12：10　→
地蔵堂バス停13：00




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