社山(1826.5m)

2014年6月28日土曜日

栃木県

2014年6月26日(木)     天気 晴れ時々曇り



2か月ぶりの更新になります。
日光は中禅寺湖畔の社山(しゃざん)に登ってきました。

実は先月も御坂山塊の釈迦ヶ岳に行ったのですが、
朝方から天気が良く、気温がかなり高くなったせいか、山頂直下まで来た時に
猛烈な雷と土砂降りの雹にやられて、しぶしぶ下山しました。
よってブログ更新とならなかった次第です。(笑

今回も梅雨の合間と言う事で、天気がかなり不安でしたが割と日光は相性が良いので
曇りの予報を信じて、朝一番の東武線の快速に乗っていってきました。

中禅寺温泉バス停の1つ手前、レイクサイドホテル前で降り、
横の道を中禅寺湖方面に上がっていきます。
普通に中禅寺温泉のターミナルから湖畔沿いをたどってもよいのですけど
こっちの方が多少近道かと思い、まあ少し登って降りるのでそう変わりないかもしれません(笑。

すぐに湖畔沿いの道路に出ますので、ひたすら遊覧船の発着所の駐車場まで。
そこからイタリア大使館別荘記念公園への遊歩道へはいり、
半月峠からの下山口である狸窪を経て阿世潟まで。

このコースの難点は往復、阿世潟~中禅寺温泉の湖畔沿いの歩きが長いことです。

しかしながらイタリア大使館別荘記念公園から先は右手に中禅寺湖を眺めながら
深い雑木の森を中を静かに歩くことが出来、ここの森林浴だけでも十分癒されました。
秋の紅葉は特に素晴らしいと思います。

阿世潟へ向かう途中からの社山。
日光白根山と共に日光連山を代表する男体山。
鳥やセミの鳴き声、湖畔に打ち寄せる波の音に耳をかたむけながら歩いていけば
やがて登山口となる阿世潟に着きます。
昔キャンプ地であった阿世潟。 素晴らしい所です。
案内板にしたがって樹林の中を登っていくと阿世潟峠に、ここまではさほどきつくはありません。

ここから山頂まで一気に急登の連続になります。
笹原の中の道をジグザグに登りつめていきます。
右手に中禅寺湖、左手に足尾山塊が。
雨量観測用のアンテナが立つところまで登ると、展望は一気に開けます。
あまりの眺望の良さに思わず声が出ました(笑。

山頂まではまだまだ急登の連続ですが、ダケカンバとササの登山道は開放感があり
眺望も優れ、疲れを癒してくれます。
残念ながら白根山方面はすでに雲が出て姿を見ることは出来ませんでした。

足尾方面からは大分雲が厚くなってきていました。
戦場ヶ原とそこに竜頭の滝と湯滝も見ることが出来ます。

山頂に近づくにつれ足尾方面からどんどん雲が上がってきて、白くガスって眺望は効かなく
なりました。
社山山頂です。
コメツガなどが中禅寺湖方面を覆っており、眺望は望めません。
足尾方面はすっかり白くなってしまいました。
本来ならこの山頂の先のササ原で奥白根山や皇海山などの展望を見ることが出来るはずだったのですが、残念ながら適いませんでした。

この日は気温もさほど高くなかったので雷の心配はしていなかったのですが、
ガスの中で昼食を取るのもなんなので、
頂上から雲が切れるところまで下山して昼食をとることにしました。

雨量観測用のアンテナあたりまで降りてくると雲もなく、ゆっくり中禅寺湖を眺めながらの昼食です

後は来た道を引き返すのみ。
阿世潟に着いたところで野生の鹿がお出迎えしてくれました。
あっという間に森の奥に消えていってしまったんですけど、なんかラッキーな気分に(笑

のんびりと湖畔の道をぷらぷら歩きながら中禅寺温泉のバス停に向かいました。

山頂での大展望が得られなかったのは残念でしたけど、
梅雨時期にもかかわらず晴天にも恵まれ眺望も楽しめましたので良い山行でした。
何より初夏の緑の美しさがすばらしかったです。


いつもでしたら中禅寺温泉で一風呂浴びて帰るところですが
今回はちょっと気になっていたJR日光駅前の『日光ステーションホテル』
汗を流して帰りました。
思った以上によいところでしたので、電車待ちで時間があるときにでも利用してはいかがでしょうか


コースタイム 
レイクサイドホテル前バス停9:20 → 阿世潟10:38 → 阿世潟峠11:00 →
山頂12:00 → アンテナ周辺昼食12:25~12:50 → 阿世潟峠13:05 → 阿世潟13:20 →
中禅寺温泉バス停14:45




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