2017年1月17日(火) 天気 晴れ
毎年の恒例で1月は縁起の良いところを緩く登るということで、
実に30年ぶりくらいでしょうか奥武蔵の子ノ権現に行ってきました。
通常は伊豆ヶ岳と組み合わせて登ることが多いと思いますが(以前登った時はそのコースでした)
奥武蔵一の人気を誇る伊豆ヶ岳ですので、人混みもあるでしょうから
今回は竹寺から子ノ権現、そして秩父御嶽神社(東郷公園)へ降りる何とも
ご利益のありそうなコースにしました。(笑)
割と逆からの紹介も多いのですが、ここ数日冷え込んでいることもあり、下山後寒い中で
バスを待つものいやなので竹寺側からにしました。
登って降りて約4時間ほど、のんびり行こうということで8時台後半の飯能駅発、名郷行きのバスに
乗車、小殿バスへ向かいます。
バス停前にはJAの風情の有る板張りの建物。
道路をバスの進行方向に向かってちょっと進めば右手に登山口が見えてきます。登山道は奥武蔵らしい植林の中を進んでいきます。
よく整備され、道幅も有り歩きやすい道です。
途中鉄塔で展望が開けたところがありました。
やがて関東ふれあいの道と新しくできた道との分岐にぶつかります。
どちらにしようかと迷ったのですが、せっかくなので新しい巻き道を進むことにしました。
結構正解だったかもしれません。
相変わらずの植林の林ですが、時折左手に開けたところもあり、展望を楽しむことが出来ました。
いつの雪でしょうか?
山頂付近には薄く積もっています。
竹寺の本殿の上、鐘楼に到着です。
ここからの眺めは大変素晴らしいものでした。
正面に鳥居観音と背後に奥多摩方面の山々。
冬の空気でくっきりと見え、うっすらとついた雪が良い感じでした。
鐘楼からはすぐ下に竹寺の本殿が見えてきます。
本殿手前で子ノ権現方面への道を分け、まずはお参りに本殿へ。
神仏習合らしく神社の社殿の雰囲気を持つ本殿でした。
境内は私たちしか居らず、とても心地良い静けさで良いお参りができたと思います。
来た道をちょっと戻って、子ノ権現を目指します。
子ノ権現までの道も相変わらずの植林の中、奥武蔵らしい道です。
途中から眺めることの出来た伊豆ヶ岳方面。
子ノ権現すぐ手前で大きく開けて展望が広がります。
途中境内にフクジュソウが咲いていました。
こういうの本当に嬉しいですよね、なんか得した気分です。
子ノ権現のシンボル、でっかい鉄のわらじです。
ハイカー含めてもっと賑やかかと思ってたのですが、
この日は2グループほどでとても静かな境内でした。
本殿で足腰の守護をお願いしてから裏手の奥院まで登りました。
奥院横には鐘楼があったので、もちろん鳴らしました(笑。
子ノ権現を後にして、秩父御嶽神社(東郷公園)を目指します。
東郷公園に向かうのに、浅見茶屋経由で舗装路を歩くのもなんなので、
まだ正式なコースでは無いのですが御嶽神社の裏手まで尾根筋上に歩けるしっかりとした
踏み跡があると言う事なのでそちらを使おうと思ってのですが、
御嶽神社からはすんなりと進める道も
逆コースからですとその道の入り口を見つける事が出来ず、
あきらめて戻って浅見茶屋経由で行くことにしました。
※どうやらもうちょっと先にあったようですが要確認ですね。
浅見茶屋を過ぎ、舗装路をつらつらと下ってゆけばやがて川の手前、左手に御嶽神社です。
ここは全然知らなかったのですが、最近は紅葉で有名な所らしいですね。
東郷公園から歩いて20分ほどでしょうか、
これまた出来ていたのを知らなかった休暇村奥武蔵に立ち寄ってお風呂をいただいて帰りました。
吾野駅まで送迎バスが出ているので楽でしたよ。
奥武蔵周辺の山々は自宅から交通の便が良いので、山登りを始めた30年程前に良く通いました。
最近は一部の山を除いてあまり訪れていなかったんで変わって知らなかった事も多くて
結構楽しかったです。
また昔通ったコースを訪れるのも良いですね。
コースタイム
小殿バス停 9:40 → 竹寺 10:40 → 子ノ権現 11:50 → 東郷公園 13:10