高松山(801m)

2016年12月7日水曜日

神奈川県

2016年12月4日(日)        天気 晴れ



友人の富士山の見える山に行きたいという言葉で、
神奈川県は丹沢の西側に位置する高松山へ行ってきました。
以前登った大野山の隣に位置する山です。

今回は地元の方々によって開かれた『はなじょろ道』から登り、ビリ堂経由で高松山入口バス停へ

降りるコース取りにしました。
この辺りの山域の詳細が富士急湘南バスのHPに載っています。
時刻表もあり、かなり参考になると思います。

行きのスタート地点である小田急線の新松田駅は休日ということもあり、多くの登山客で賑わっていました。

寄行きのバスも団体の方達でほぼ満席の状態。
寄の手前、田代向バス停で下車しました。
団体の方も降りられましたが、皆さんシダンゴ山へ向かわれるようでした。


バス停すぐの田代橋を渡り、突き当りを左折します。
右手は宮地山経由のシダンゴ山方面。

ところどころで現れるはなじょろ道の指導標に従って、虫沢川に沿って上流方面に向かいます。

はなじょろ道入口に到着です。
綺麗に手入れのされた植林の中をグングンと登って行きます。
こんな道を花嫁さんは歩いて来たのですね。ちょっと大変。


炭焼き窯の跡に到着です。
ここからヒネゴ沢乗越へジグザグに登って行くのですが、途中から道が崩壊してしまっていて
滑りやすい土の斜面で結構大変でした。
一応テープを目印に進んで行ったので間違えは無かったと思うのですが、
ちょっとここは注意が必要です。
大量の鹿の糞を踏み踏み、鹿の通った跡を使って右手の斜面に取り付いて何とか登りました(笑
ヒネゴ沢乗越はいろんな方面の分岐点になっています。
ここから左手に歩きやすい尾根道を進みます。
途中、右手からビリ堂からの道と合流すると、道幅も広くなり山頂も間もなくです。


山頂です。
右手が一気に開けて、相模湾から箱根の山々、愛鷹連峰そして大きく富士山が・・・・。
思わず声が出ます。

山頂は広々としていて、皆さん思い思いにくつろいでいました。
この日は風もさほどなく日差しも柔らかで、のんびりと昼寝をされている方もいらっしゃいました。




寒いかと思ってお昼はおでんにうどんとしたのですが、ちょっと熱かったですね。(笑


静かな山頂でのんびりと昼食を取り、景色を堪能したのち下山することにしました。


ビリ堂方面の分岐まで、来た道を戻ります。
分岐を過ぎればあとはただただ下っていく道です。
きちんと整備されていますので、歩きやすい快適な道です。


ビリ堂のお地蔵さまです。
説明の看板がありますので、行かれる方はビリ堂のいわれを読んでくださいね。


途中、ちょっともやっとしていますが、相模湾の奥に大島を見ることが出来ました。


歩きやすい道をのんびり下っていきます。降りてくるとまだまだ盛りの紅葉を見ることができました。

やがて道はたわわに実ったミカン畑へ出ます。
ミカン畑の中の舗装路を下っていけば第六天経由高松山のコースとの分岐に出ます。
このコースを使って周遊コースとするのも良いですね。


川沿いの道を進み、東名高速の下をくぐれば、ほどなく高松山入口バス停です。
到着した時は次のバスまで約1時間ほどあったので、
東山北駅まで20分ほど歩いて御殿場線で松田駅まで向かいました。

広い道路を進んで行くと駅入口にたどり着くことが出来ないので、駅手前の産直売店の交差点で
左に入ってください。
自分たちは駅を大きく過ぎて戻るはめになりました。


小田急線との乗り換え駅である松田駅までは一駅です。
休日の電車は山北方面からの帰りの登山客でいっぱいでした。

シタンゴ山や大野山といった人気の山の有る山域ですが、
広々とした山頂は常時いても5、6組程度でしたし、はなじょろ道では誰にも会うことも無く、
この山は穴場なのか実に静かでのんびりとした山でした。
正直、山頂からの眺めも大野山よりも良かったです(笑

超お勧めです。



コースタイム
田代向バス停 9:30 → はなじょろ道入口 10:14 → 山頂 11:30~12:40 →
ビリ堂 13:15 → 高松山入口バス停 14:30