2022年1月13日（木） 天気 晴れ
毎年、新年一発目は初詣も兼ねたおめでたい登山ということで、
実に30年ぶりでしょうか、
丹沢は大山へ行ってきました。
今回はヤビツ峠から登り、見晴台を経由して下社へ向かう周回、割とお気楽コース。
前週に降った雪の影響で、蓑毛止まりだった秦野からのバスも前日には運行を再開して
ヤビツ峠まで行くことができました。
バス停の直ぐ脇から大山方面の登山道に入ると小さな雪だるまが、
一応、軽アイゼンとゲイターは持参しましたが、積雪の残りも無く、
杞憂に終わりました。
ちょっと登れば、早くも相模湾とその間に弘法山。そして左には江の島も。
メジャーな山だけに歩きやすい快適な道です。
気持ちの良い冬晴れの空、陽だまりハイクというにはちょっと冷え込みがきついですが
年末の奥武蔵に比べればさほどではありません。
登山道には鹿の足跡がいっぱいです。
ヤビツ峠から山頂までは割と短時間で着くことができます。
ケーブルカー駅からの表参道との合流地点の前にいくつか展望ポイントありますので
ゆっくり歩いて楽しんでください。
登り始めに良く見えていた富士山も早くも雲がかかってきました。
この後山頂で見た時はほとんど雲がかかってしまい良く見る事はできませんでした。
本当に富士山はほんの数分で隠れてしまう事も多いので
綺麗に見えた時に写真を撮るのが一番です。
山頂手前でケーブルカー駅からの表参道コースと合流します。
鳥居をくぐってちょっと登れば本社のある山頂です。
鳥居の手前を左に進んでも構いません。ちょうど小高い山頂の周りを周回するような
感じになり、北側富士山展望側から廻る事になります。
自分らはそのまま鳥居をくぐりました。
山頂である本社手前です。
この日は登っている時からヘリコプターの往来が凄かったのですが、
山頂に回収工事（本社？登山道？）用の資材をおろす作業を行っていた為、
本社にお参りする事がかなわず、なおかつ警備員の誘導でヘリがいなくなった時に
そそくさと通過するような状況でした。
取り敢えず南側、相模湾や東京方面の大展望が拝める一段下がった所で休憩しました。
実際、ヘリコプターの風はかなり強かったです。
電波塔の方から北側の展望を見に行きましたが、残念ながら富士山はもう雲の中でした。
多くのベンチが置かれた開けた南側からの展望です。
筑波山からスカイツリーを始めとする東京のビル群。
相模湾など展望が広がり、見飽きる事はありません。
休憩の後、見晴台に向けて出発です。
見晴台に向かう道は正面に相模湾を眺めながらの道で、ちょうど陽だまりで
気持ち良かったのですが、
その反面、霜柱が溶けてぬかるんだところが多く、ちょっと気をつかいました。
南斜面ながら、海からの風が冷たいせいでしょうか、
他で見る事の無かった前週の雪を見る事が出来ました。
見晴台に到着です。見晴台から見た大山。
かなり開けたところでベンチもいっぱいあるので休憩には最適です。
残念ながら片側はすっかり植林で遮られ、
見晴台という名がついてますが、展望は片側のみで大展望とはいきません。
東屋の右手から下社に向かうコースに入ります。
二重社に到着。横には立派な滝も有ります。
二重者を過ぎるともう境内の感じで道も幅広く、さらに歩きやすい道です。
ここから下社はもうすぐの所。
参拝の後、おみくじを引きました。
到着時には少し曇り空で雪もチラチラと。
お休みの為、ケーブルカーで降りて参道のお店で昼食を取って帰りました。
綺麗なケーブルカー。
30年前は確か男坂で下山したような・・・。
30年ぶりの大山。やはり記憶はあいまいというか、変わってしまった部分も多いのでしょう
全く初めての山に登ってような感じでした。
丹沢でも超メジャーな山ですからコースはしっかりと整備され
危険な所も迷いそうなところもありません。
平日でも結構な登山者がいらしてましたから、土日はすごい人になりそうですね。
引っ切り無しに来るヘリコプターで山頂での本社参拝はかないませんでしたが、
下社で引いたおみくじがまあまあ良かったので良しとしましょう。
特にヤビツ峠からの登りはさほどきつくない割に、短時間で山頂まで行けますので
お勧めです（笑。
帰りの参道で買ったミカンは甘くておいしかったです。
参道下から伊勢原までのバスは1時間に2本は出ていますから
あまり時間は気にしなくても大丈夫です。
コースタイム（割とゆっくりめです）
秦野駅8:25発バス。
ヤビツ峠9:07 → 山頂 10:26～10:46 → 見晴台11:51 → 下社12:30
