奥武蔵 鐘撞堂山(325.8m)

2022年1月1日土曜日

埼玉県

 2021年12月28日(火)    天気 晴れ

毎年恒例になってきた年末登り納め。


今年は奥武蔵、寄居の鐘撞堂山へ行ってきました。
寄居駅から登り、寄居駅へ戻るコースは以前行っているので
今回は秩父鉄道の桜沢駅から波久礼駅へ降りるコースを取りました。

桜沢駅。この日は北風が強くて、この高架の上は氷つきそうなぐらい寒かったです。

交通量の多い彩甲斐街道を歩道橋で渡って、道なりに八幡神社を目指します。
鳥居をくぐり、参拝した後、拝殿の階段下右側奥の登山口からスタートです。

登山道は葉の落ちた雑木に囲まれた里山らしい歩きやすい道です。
割とすぐに八幡山の頂上に到着。

寄居駅、大正池方面の分岐を過ぎて、
気持ちの良い山道をのんびりと歩いていけば、
十二社方面との分岐です。
この辺から左手奥の方、木々の間から目指す鐘撞堂山の展望台を見ることができます。


最後の階段の急登を過ぎればほどなく山頂に到着です。
年末にかかわらず、割と登山者の方が居られました。
広い山頂には展望台も設けられています。
正面南側が大きく開けており、右手には寄居町を下に奥武蔵、奥に奥多摩の山々。

広い関東平野の眺め、遠くスカイツリーや埼玉新都心、新宿のビル群。

筑波山も良く見えました。

鐘撞堂山の説明板の左には鐘も有ってつくことができますが、
うるさそうなので自分はつく真似だけにしました。(笑)

展望台以外にも大きな東屋もあり、
そこで展望もおかずに昼休憩です。
この日はバーナー持参で温かいカレーライスを食べました。
山頂も冷たい風が終始吹いていて皆さん風を防げる場所に移動して休憩していました。
のんびりと休憩していたいところですが、
動いてないと身体が冷え込んでしまうので
山頂奥の道を円良田湖を目指して出発しました。

こちらも歩きやすい道でしばらくすると林道のような感じです。
廃業した旅館の脇に出て、
舗装路をしばらく行けば少林寺方面の道の標識があります。
今回はここは見送って、道なりに円良田湖へ進んでいきます。
円良田湖です。寒い中、糸を垂れる釣り人も結構いましたよ。

湖畔に沿って進んでいきます。
堰堤を渡って突き当りを標識に従って左折、少し下っていくと駐車場のところに
産直の売店があったので立ち寄りました。
残りの行程もさほどではないのでいくつか購入。
戦利品は
秩父味噌、お勧めですよ。

舗装路を進んでいくと途中で波久礼駅方面への道がありますので
見逃さないようにしてください。
再び山道に入り、沢沿いに進んでいけば
山荘の横に出て、そのまま進めば秩父鉄道の線路です。
右手方面が波久礼駅、踏切を渡っても渡らなくても駅には行くことができます。

今回はそこへの入り口を見つける事が出来ず、
最後、舗装路歩きが多くなってしまった事が残念な点でしょうか。


何もないバス停で寒風の中、バス待ちをするのは正直きついので
寒い季節は、やはり駅から駅の登山がお勧めですね。

のんびりとした低山歩きは葉が落ちて見通しの利く冬が最適です。
とはいえ今回は冷たい風が終始吹いていて堪えました。
人気の山で登山道もしっかりとしていますので
初心者、家族連れに最適だと思います。
戦利品も最高でした(笑)。

コースタイム
桜沢駅9:54 → 登山口10:09 → 十二社分岐10:55 → 鐘撞堂山山頂11:27~12:09 →
円良田湖13:00 → 波久礼駅13:30