秩父 蓑山(美ノ山) 581.5m

2020年2月14日金曜日

埼玉県

2020年2月11日(火)   天気 晴れ

久々の祝日休み、友人と秩父の蓑山(最近は美ノ山と表記する事も多いですね)へ
行ってきました。

冬の陽だまりのんびりハイクです。
今回は西武鉄道のHPにも載っているこちらのコースを辿りました。
https://www.seiburailway.jp/railways/hiking/ippan/minoyama/index.html

山頂が美ノ山公園として整備され車で山頂まで行けるので
俗化で敬遠していた山なのですが、
山頂周辺以外は普通の山道でのんびり歩けそうなので選びました。

電車には結構ハイカーの方が乗ってましたが
皆さん宝登山の蠟梅を見に行かれるのでしょうか親鼻駅で降りた方はわずかでした。
10時前に駅をスタート。
改札を出ないでそのまま線路を渡って行く事ができます。(駅員さん了解)
懐かしい都営三田線の車両。秩父鉄道で頑張っていました。

国道に出るとすぐ萬福寺の看板がありますので、それに従って行けばすぐです。
山行の安全とお詣りできたお礼をして出発です。

山門を出て左に進めば、標識が立っています。

出だしは奥武蔵に良くありがちなスギ林ですが、やがて雑木の林に変わっていきます。
葉も落ちて穏やかな陽の差す道を登って行けば、割とあっという間に美ノ山公園の
みはらし園地に到着です。
ここからは目の前に両神山と二子山の荒々しい山稜が広がります。


みはらし園地から山頂展望台まではいろんなコースを取れるのですが
今回は榛名神社経由で山頂をめざしました。
道は整備された舗装路で、桜の木が目立ちます。
あじさいやツツジ含めてシーズン中は賑わうのでしょうね。

後で見られると思い写真は撮りませんでしたが、榛名神社の手前、右手側に
大きく榛名の山々と赤城山の展望が広がります。
今回のコース取りでは榛名の山々はここでしか見ることが出来ませんでした。

やがて山頂に近づくと大きく開けた公園になって、
山頂にはコンクリートの立派な展望台があります。
山頂の展望台からは秩父の盟主武甲山から父不見山まで名だたる秩父の山々が
見る事ができます。冬場ですので空気が澄んでいて遠望が利きました。


展望台から山頂周辺、整備され休憩に最適なベンチやテーブルも数多くあります。

お腹もいっぱい。ぽかぽか陽気の中、ちょっとお昼寝です(笑。
ちょうどこのベンチの前面にも大きく展望が広がります。

子持山、特徴的な山頂の上州三峰山 そして赤城の山々。

赤城の右手には雪を冠した男体山をはじめとする日光の山々が。

眼前には皇鈴山から右手に大霧山。
かつて歩いた事の有る山々が見る事が出来て楽しかったです。

展望を満喫した後は、和銅黒谷駅方面に向かって下山開始です。
スタートこそ舗装路ですが、やがて道は分かれて穏やかな雑木林の中の道になります。

最後にせっかくですので和銅遺跡も訪れてみました。
露天掘りの自然銅を目の前に見る事が出来ます。
結構急というか崖のようなところで、危険と隣り合わせだったのでしょうね。

今回の終着、和銅黒谷駅です。

ここからお花畑経由で西武秩父駅まで。
特急電車の待ち時間で1時間ほどありましたので
秩父神社までお詣りに行きました。
道すがら風情のある古い建物が多数点在していて楽しめました。
秩父観光もちょっと出来て充実した一日になりました。

休日で人出もあるかと思っていたのですが、花のシーズンでは無い為か
山頂の公園は人もまばらで実にのんびり過ごすことが出来ました。
冬で空気も澄んでいて独立峰ならではの展望も楽しめました。
想像以上に素晴らしかったです。
この時期にのんびり歩くには穴場かもしれません。

若い時のように雪山に行く事もなくなり、
もっぱら冬場は近郊の低山ハイクです。
コースを選ぶ際に気にすることは、出来れば駅から駅を選ぶこと。
もしくは往きはバス利用、帰りは歩いて駅まで行ける事を重視しています。
日の短い時期、3時くらいで山影に入ることも多く、バス停でバスを待つのは
結構身体が冷えて堪えますからね。
せっかくの楽しかった山行が台無しです。

12月から2月のオフシーズンこそ夏場は暑さで避けている低山を中心に巡るのも
良いと思いますよ。

今回はコースタイムは特には記録してません。
10時前にスタートして和銅黒谷駅に14時でしたから、結構のんびりでしたね。





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