東丹沢 聖峰(380m) 高取山(556m)

2020年2月24日月曜日

神奈川県

2020年2月18日  天気 晴れ

先週に引き続いての冬ののんびり陽だまりハイキングです。
東丹沢の聖峰に行ってきました。
丹沢ではあまり名の通った山では無いと思いますが、
展望の良さで評判の山のようです。

小田急線の伊勢原駅から栗原行のバスに乗車。

(利用客が少ないのか平日の午前中は3便のみの運行です)

栗原入口から終点までは自由乗降区間ですので
保国寺で降ろしてもらうよう乗務員に告げましょう。
保国寺のバス停跡は残っています。
身支度を整えて出発です。

標識に従ってミカン畑の中の舗装路を上がっていきます。
大分登ってきました。 展望が広がってきます。


ほどなく登山口が現れます。ここまでさほど時間はかかりませんでした。


鹿よけの柵を越えて、雑木の尾根道を進んで行きます。
とても歩きやすい道です。

九十九折りの分岐です。右手には整備された緩やかな道がありますが
やはり九十九折りの道を進みます。
割と難なく登れますので、是非こちらのコースを!
つづら折りの道もカヤトの原になって来ればもう山頂は間近です。

聖峰です。登った正面に不動尊の社が
そして振り返れば、ほぼ180度の大展望が広がります。
素晴らしいとしか言いようがありません。期待以上です。
右手に大きく大島。

正面には相模湾と江の島。
その先には三浦半島が大きく伸びています。

ランドマークタワーをはじめとする横浜のビル群。
当然東京のビル群とスカイツリーも見えました。

不動尊正面からはこんな感じです。

スカイツリーの左手には筑波山も見えました。

素晴らしい展望を楽しんだ後は、今日の最高峰、高取山を目指します。
風も弱く穏やかで冬の日差しで汗ばむほどでした。
新緑のシーズンを過ぎたら葉で見えなくなってしまう景色も、
この時期は樹々の間に見る事ができます。冬の低山ハイクの良さですね。



どんどん高度を上げて行くと、先程の聖峰で見た景色が更にダイナミックに広がっていきます。歩みを止めて、しばし見とれました。
三浦半島の先、房総半島がより良く見る事ができました。

稜線上に到着です。
ここでいったん弘法山方面の道を見送って高取山を目指します。
またここに戻ってくる事になります。
分岐からは一登りで高取山に到着です。
一応、この日の山行の最高点になります。
山頂は大きな電波塔が有り、木々に囲まれさほど展望は広がりませんが、北側方面に
大山の大きな山容を眺めることができました。
南側は木々に多少邪魔されながらも、展望が広がります。

山頂でしばし休憩の後、先程の分岐まで戻り、弘法山方面へ足を進めます。
次の念仏山へ向かう途中で箱根の山々と富士山が良く見えました。

念仏山では西側、箱根方面の展望が見る事ができます。
当初ここで昼休憩を予定していたのですが、まだ時間も早い為、次の吾妻山で
休憩をすることにして、先に進みました。

街中ではもう散ってしまった椿が綺麗に咲いていました。つぼみも多く、まだまだこれからですね。

善波峠で弘法山方面の道を右に見送って、鶴巻温泉を目指します。
途中、ラブホ街やカンボジア寺院の建物等が左手近くに現れ、俗化されますが
道はまた普通の山道に戻ります。

最後の吾妻山に到着です。
標高も低くなり展望はあまり良くは有りませんが、開けた山頂で東屋やベンチもあり
休憩するには最適です。
昼食を取った後、鶴巻温泉に向かって下山です。
割とすぐに民家の横を通るようになり、鶴巻温泉まではほんの20分ほどです。
駅近くの【弘法の湯】でお風呂を頂いてから帰路につきました。

聖峰はここ最近知った山になります。

まさかこんなに楽な行程であれほどの大展望を拝めるとは思いませんでした。
幼稚園の遠足地にもなっているようですので、本当にどなたでも割と楽に登る事が出来る
と思います。
道は整備され歩きやすいので是非空気が乾燥して遠望の利く冬場に登ってほしいですね。
穴場だと思います。
最後に温泉付きというのもうれしいですが、土日祝日は混みそうです。


コースタイム

保国寺 9:04 → 聖峰 9:48 → 稜線上分岐 10:27 → 高取山山頂 10:35 →
念仏山 11:30 → 吾妻山 12:24~12:45 → 弘法の湯 13:05





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