柏木山(303m) 龍崖山(246m)

2021年2月19日金曜日

埼玉県

2021年2月9日(火)    天気 晴れ



西武線の飯能駅近くの山というと天覧山と多峯主山が有名です。
自分は全く知らなかったのですが、
最近は多峯主山と入間川を挟んだ柏木山、龍崖山を合わせて飯能三山と呼んでいる
ようです。
天覧山と多峯主山はすでに登ったことがあるので残りの二座を
のんびり登ってきました。

飯能駅から飯能日高行きバスで10分ほど、永田大杉バス停で下車。
割と本数は多いです。


降りたちょっと手前、ドラックストアの横から細い道を入って行きます。
人の家の庭先を抜け標識にしたがって行けば

入間川の吾妻峡です。とても綺麗なところです。
春の新緑や秋の紅葉が美しいでしょうね。



ドレミファ橋を渡って対岸を上がり、道路を右手にとにかく進んで行きます。


大きなY字で左に曲がり、少々登れば右手にあかね尾根道コース入口です。


広場から向かい側の多峯主山。

整備された道をまっすぐ進めば赤根ヶ峠方面、途中で柏木山分岐があり、
本来はそちらが主コースだと思われるのですが、
すぐ右手に入るジャングルダムコースを今回はとりました。

標高も低いのできつい登りはありません。奥武蔵にしては珍しく雑木も多く
のんびりと気持ちの良い歩きでした。

正規のコース以外に地元の有志方が作ったのか、かもしか新道というのもあって
いろんなコース取りができる反面、少々わかりずらい感じがしました。
分岐ではゴルフ場のフェンス越しに進んで、

やがて空が抜けて柏木山の山頂に到着です。
山頂は東から南西にかけて大きく切り開かれて、予想以上の大展望が広がります。


東は筑波山からスカイツリーや新宿、六本木、横浜などの高層ビル群、
特徴的な大山をはじめ、丹沢の山々、奥多摩の山々。
そしてその奥に富士山が頭を出しています。
想像もしていなかった大展望はいつまでも見飽きません。

丁寧に奥多摩の案内も

展望を十分堪能したあとは赤根ヶ峠へ向かいます。
正面のかもしか新道を降りて行ったのですが、途中色々と道が分かれ
少々分かりづらかったのですが、赤根ヶ峠方面への標識をとにかくたどって、たどって

やっと到着しました。(笑)
もしかしたらちょっと大回りしたかもです。

最初の広場からの道が柏木山分岐を経由してここまでつながっています。
新道がわかりづらかったら柏木山分岐で往復してここに出ても良いと思います。

ここからちょっと興ざめのところではありますが、
工業団地の脇を柵沿いにどんどん進んで行きます。

やがてトイレのある配水場広場で工業団地の道路に出ます。
そのまま道路を進んで行って、通りを渡り、

さらに工業団地を中を進んだ左側に龍崖山公園があります。

公園の下の方に登山口があります。

穏やかな山道を登っていくと、眼前が抜けて展望が広がります。燧山山頂です。

工業団地を挟んで斜め向かい側に柏木山の開けた山頂が見えます。

ここでも奥多摩方面の山々とその奥に富士山が良く見えました。

展望の広場を過ぎて山城の堀切を渡れば、龍崖山山頂に到着です。

柏木山同様にこちらもなかなかの大展望で、北側も見ることができました。
すぐ向かい側の多峯主山。

スカイツリーをはじめ、東京の名だたるビル群も良く見えます。

奥武蔵の山々。

展望を堪能したあとは金蔵寺に向けて下山しました。



金蔵寺の登山口に出ました。
ここからはのんびりと飯能河原まで、このまま道路でも良いですし、
ちょっとドレミファ橋の方へ戻って、吾妻峡の遊歩道を歩いても良いですね。
最後の飯能河原です。流行りのデイキャンプをされている方が結構いました。
飯能河原から飯能駅へ向かう途中のお蕎麦屋さんで昼食を取って帰宅しました。
二座をゆっくり廻って3時間ほど。高低差もさほどきつくないので
多峯主山を登ってから飯能駅方面に下山しても良いと思います。
余裕で飯能三山駆けも可能です。
300m程度の低山ですから、里山歩き程度に考えていたので、大展望には驚きでした。
空気の澄んだ冬場の陽だまりハイキングに是非、是非、お勧めです。

コースタイム
永田大杉バス停 9:24 → 柏木山山頂 10:30 → 赤根ヶ峠 11:06 → 龍崖山公園 11:30 →
龍崖山山頂 12:00 → 金蔵寺登山口 12:25
金蔵寺から飯能駅近くまでは30分ほどです。