熱海 玄岳(798m)

2021年4月27日火曜日

静岡県

 2021年4月15日(木)   天気 曇り時々晴れ


伊豆半島の北東部に位置する玄岳に登ってきました。
熱海駅から【ひばりヶ丘】行きのバスに乗車。
(本数は一時間に2本は出ています)
バスは海岸を経由して山に向かってどんどん坂道を上がっていきます。
約20分ほどの乗車して【玄岳ハイクコース入り口】で下車します。


案内板に従って住宅の間の急坂をひたすら登っていきます。
結構すごいというか恐ろしいほどの坂道です。冬とか雪でも降ったら怖いです。

途中でみつけたシャガの花、春ですね~。

急坂を登って登って、どん詰まりにきてやっと登山口の登場です。
出だしは竹林。登山道にまでタケノコが・・・取らないですよ(笑。


竹林が終わると雑木が増えてきて、私の大好きな芽吹き、新緑の萌黄色でいっぱいです。


道端にはスミレの花がいっぱい。

途中で出会った看板。帰りも変わらずヘタレ爺でした。

これもスミレの一種だと思うのですが、エゾノタチツボスミレでしょうか?

馬酔木の花がいっぱい咲いていました。

登山道は割と低木に囲まれていて見通しは利かなかったです。
途中開けた場所がありました。
正面、先に三浦半島。真鶴半島と熱海市街。右には初島とその先に大島まで。
まさに展望台。すばらしい眺めです。

満開の馬酔木の木を見ながら進んで、先がちょっと明るく開けると

いっぱい花を付けた馬酔木の木とその先に玄岳です。

ここから氷ヶ池への分岐は直ぐ。
せっかくなので氷ヶ池に寄ってから山頂を目指す事にしました。

大きく下って伊豆スカイラインを目指します。大きな廃墟となったドライブインが目立ちます。



途中、終わりかけの桜と箱根竹のトンネル。


降りきる手前で左に折れるとトンネルがあります。
一回道路の下をくぐって、
すぐ道路に出ますが、そのまま道出ないで進んでまた道路下のトンネルをくぐり、
道なりに進んでいきます。
綺麗に整備されている訳では無いですが踏み跡はしっかりしています。

スカイラインの右手側下を歩いていく形になります。
廃墟のドライブインのだいぶ手前あたりだと思いますが、スカイラインの下をくぐって
氷ヶ池に降りて行きます。
※最初のトンネルを出たところから道路に出て、ドライブイン跡を目指してこのトンネルの
上を目指しても良いかもです。

ここから池へ降りる道が笹に埋もれていて大変でした。
とは言っても以前経験した日光や赤城に比べればお茶の子です(笑

大きく開けて氷ヶ池に到着です。
実に神秘的な感じがして良い所です。絶対立ち寄って下さいね。
しばし堪能した後、玄岳に向かって出発です。
池の左岸を通って、ちょうどこの画像の正面あたりから左に登って行く感じになります。

左岸を通る道は流れが池に流れ込む所、渡った先にあります。
笹に囲まれた道をどんどん進んで、分岐を左手に取り、登って行きます。

登るたびに背後には展望が開けてきます。
沼津市街と駿河湾見えてきました。

スカイラインを一回渡って、対面の登山道へ。

気持ちの良い笹原の中の道を進んで行くと、ほどなく山頂に到着です。


山頂はほぼ360度の大展望。
北西、駿河湾から沼津市街、残念ながらこの日は富士山を拝むことは出来ませんでした。
十国峠から箱根の山々。

南、海側は大島、初島、熱海市街に真鶴半島とその先に三浦半島。

この日の山頂は風が冷たく割と強めでしたので、風をよけながら展望もおかずに
昼食をとりました。
見飽きる事の無い景色で、名残惜しいですが、休憩の後、下山開始です。

下山途中に終わりの桜がありました。
山頂から氷ヶ池への分岐まではあっという間、そこから
往路を、戻りました。

下山後、温泉にでも入って帰ろうかな~なんて思っていたのですが、
なんか面倒くさくなってしまって、ちょうど駅前に足湯の施設があったので
そこで足湯だけ浸かって帰りました。
足湯だけでも結構すっきりするものですね。
氷ヶ池までの道にちょっとてこずりましたが、それ以外は快適でしたし、
何より山頂からの大展望は素晴らしいの一言です。
交通の便も良いのでお勧めのコースです。

コースタイム