秩父御岳山(1080.5m)

2023年4月13日木曜日

埼玉県

 2023年4月6日(木)     天気 晴れ



秩父鉄道の三峰口駅から秩父御岳山(おんたけさん)に登ってきました。
早朝の西武特急で西武秩父、お花畑駅乗り換えで三峰口駅に到着です。

この日は誰もいなくて、静かな駅前でした。
東京ではすでに終わってしまった桜も、この辺ではまだまだ名残を見せてくれていました。


桜を愛でながら駅前の道を進み、荒川にかかる白川橋を渡ったら、右手に進んでいきます。
やがて、登山口のある贄川宿へ。
まだまだ満開でした。
贄川宿は【かかしの里】ということで、結構な数のかかしが道のあちらこちらに
立っています。
割とリアルなつくりの物もあって、何も知らない人が夜通ったらちょっと怖いかもです(笑)。


登山口脇に黄花の九輪桜が咲いていました。
秩父の春はまだ始まったばかり、落ち葉の量がすごいです。
ミツバツツジの鮮やかなピンクと紫が混じったような色合いが奇麗です。
のんびり歩いていくと【二番高岩】に到着。
ちょっとした展望台です。
三峰口駅や武甲山が良く見えます。

ひたすら尾根筋の道を登っていきます。
やがて鞍掛山方面からの道と合流して、そこから頂上まで約30~40分、
ひたすらきつい登りの連続をこなしていきます。

杉の峠方面(強石)からの道と合流したら、やがて天井が抜けて山頂に到着です。
山頂には麓の落合にある普寛神社の奥宮の祠が鎮座しています。
落合は木曽御嶽山の王滝口を開いた普寛行者の生地で、秩父御岳山も普寛行者によって
開かれました。

小さな祠の周囲に少しスペースがあるくらいの小さな山頂です。
東南側は少し、梢が邪魔しますが、北側には大きく特徴的な両神山、二子山。
西側には和名倉山や雲取山など、大きな稜線が眺められます。

祠の後ろの小さなスペースで昼食を取りました。
1グループでもいたらいっぱいの山頂ですが、この日は私たちしかおらず、ゆっくり過ごせました。

昼休憩ののち、祠の後ろ側、落合方面への道を取ります。
いきなりの痩せ尾根と鎖場でちょっと注意が必要です。

尾根筋から左手、落合方面への道は急な斜面にジグザグにつけられた道で
ひたすら下っていきます。
ジグザグとはいえ、割と急で結構しんどい下りです。

林道にぶち当たったら、沢沿い右手下手に登山道は続きます。
数年前の台風で、だいぶ崩壊したようですが、
現在は整備も終わって、危険な箇所、わかりずらい箇所はありません。
何度も新たに架けられたであろう橋で沢を渡りながらどんどん下っていきます。

二輪草。
ミヤマキケマン。
一人静。
沢沿いでは春の花が色々と咲いて、目を楽しませてくれました。

【きよめの滝】までくればもうあとわずかです。

巨大な砂防ダムの土砂防止で登山道は終了です。
ちょっと下れば、普寛神社。
参拝しようかと思ったのですが、コロナ禍のせいか入口が閉ざされていて参拝はできません
でした。
秩父往還(国道140)出て左に少し行けば、落合のバス停です。
ここからさらに5分ほど進めば大滝温泉で、日帰り入浴が楽しめます。

当初は、お風呂に入ってから帰る予定だったのですが。
なんか下りで異様に疲れてしまって、早く帰りたかったのでそのまま
バスに乗って帰りました。(笑)
ちなみに三峰神社から西武秩父駅まで行く急行バスは落合には停車しません。
大滝温泉から乗車できます。

以前登ったのは20代の時でしょうか。
正直あまり記憶に残ってなかったのですが、山頂は着いた時思い出しました。
最近はどこに行っても(マイナーな山も)必ず登山者に出会うのですが、
この日は登りから下山まで誰一人会うこともなく静かな山行でした。
人によっては誰にも会わないのはちょっと嫌だという人もいますが、
自分は山では極力誰にも会いたくない派です。(笑)

駅から登れて、帰りのバスも一時間に一本は有りますので
時間を気にすることなく歩く事ができますし、山頂からの眺めも良いのでお勧めです。
標高は低いですが、標高差760mを4時間ちょっとで登って降りるので
少し体力がいると思います。痩せ尾根等有りますが、特に危険な所はありません。
春の花と展望に恵まれ静かで楽しい山でした。


コースタイム
三峰口駅 9:05 → 登山口 9:18 → 山頂 11:40~12:15 → 普寛神社 13:46 →
大滝温泉バス停 13:55