三毳山(229m)

2023年3月21日火曜日

栃木県

 2023年3月14日(火)     天気 晴れ

シーズンのカタクリが咲き始めているということで、
栃木県の三毳山へ軽くハイキングをしてきました。

三毳山へは両毛線の岩船駅から歩くか、栃木駅から市営バスを利用します。
今回は市営バスの岩船線で円仁誕生地入口で下車。
ここから三毳山方面に進み、円仁誕生地を経て、かたくりの里管理センターへ
向かいます。ちょうど三毳山の周囲を左周りで沿う感じです。

途中から見た岩船山。

円仁誕生地。せっかくなので寄ってみました。
こじんまりとした静かな場所でした。

途中、交通量の多い道に出ますが、10分弱くらいなのでちょっと辛抱ですね。
標識に従って横道に入れば、ほどなく管理センターです。

翌週のフラワーフェスティバルに備えて準備の真っ最中でした。
次の週は大変な人手になるのでしょうね。

舗装路を標識に従って奥に進んでいけば、散策地らしい道に変わって、
かたくり群生地とハイキングコースの分岐に出ます。
事前の情報で掴みきれていなかったのですが、群生地をぐるっと廻ってから
ハイキングコースに出る道もあったのですが、よくわからなったので
かたくりは三毳山を過ぎたところの群生地で見る事にしてハイキングコースの方へ進みました。(シーズン中はハイキングコースへ向かういくつかの道は閉鎖されているみたいです)

気持ちの良い里山も道。早春でやっと芽吹いてきたばかりです。

アッというまに青龍ヶ岳(三毳山)に到着です。
佐野市、足利市方面、西側が大きく開けて展望が広がります。
以前登った大小山唐澤山も見てとれました。

前面展望の反対側は電波塔があり景色は良く見えませんでした。
しばし展望を楽しんだのち、かたくりの群生地をめざしました。
歩きやすい道が続きます。
途中、いったん車道に出ますが、そのまま渡って先を進みます。

途中も展望地からの眺め。高尚なお坊様がお座りになった岩場らしいです。

みかもの関跡についたら、かたくり園に向かって左に降りていきます。

正面には筑波山
キジムシロの花。

とちぎ花センター方面の散策路が右手下からきて合流すると、かたくり園です。

初っ端に現れたのはかたくりでは無く福寿草。

やがて一面のかたくりが散策路の周りに現れます。
6~7分咲きといったところでしょうか。
前日の雨もあり少しうつむき加減が強いですが、それでも可憐な花の群落で
しばし見とれてしまいます。来てよかったです。

かたくりを堪能した後は、急な階段を上って中岳(210m)目指します。
三毳山で唯一きつかったところ・・・かな(笑)。
階段を登りければ中岳です。
狭い山頂ですが、割とハイカーの方がお昼ご飯で休憩されていました。
梢越しの大平山方面。

中岳山頂からちょっと降りると、パラグライダーのテイクオフ場に出ます。東側が大きく開けて正面には筑波山が鎮座した絶景ポイントになっています。
ほどなく現れた分岐は三毳神社方面に進み。
神社でこの日最後までの安全をお願いして下山しました。
神社からは石段を下って、鳥居の先道路を渡って現れた道は
正直、一瞬くらっとしたぐらいの急勾配。
気を付けながら降りていけば、
満開のスモモの花と河津桜が迎えてくれました。
駐車場横の大きな道の駅みかもでお昼ご飯を食べてから帰りました。
道の駅ながら佐野ラーメン、結構美味しかったです。

ここから市営バスで栃木に戻るのですが、市営バスのHPに乗ってる時刻表と
現地での時刻表がかなり違っていて、予定のバスとは異なった便、さらに佐野市経由の
大廻の便しかなくて栃木駅にもどるのに時間がかかってしまいました。
利用される方は要確認が必要だと思います。

山登りで考えるとかなり軽めのハイキング程度なので満足感は無いのですが、
今回の目的はかたくりを見る事でしたので、それに関しては◎でした。
朝同じバスを利用して逆コース、道の駅からスタートして、岩船駅まで歩くのも良いかもしれません。

山登りやハイキングとしてはかなり初心者級ですが、かたくりのシーズンは是非訪れてみてください。佐野ラーメンもおいしいですしね。

コースタイム
円仁誕生地入り口バス停10:10 → かたくりの里管理センター10:27 → 三毳山山頂11:11
→ 中岳12:12 → 三毳神社12:24 → 道の駅12:50




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