三国山(1330m)鉄砲木ノ頭

2019年1月1日火曜日

山梨県

2018年12月27日(木)    天気 晴れ

今年も年の瀬に山登りに行ってきました。
場所は富士五湖の山中湖南東に座する三国山です。
今回は籠坂峠から上がり、大洞山、三国山、鉄砲木ノ頭を巡り、
パノラマ台経由で下山するコースをとりました。

新宿から小田急の特急で御殿場まで、そこから忍野方面経由のバスに乗って
籠坂峠で下車しました。

バス停から公園墓地への坂道を登り、公園墓地の奥が登山口になります。


冷え込みも厳しい中、葉を落とした静かな樹々の中を歩いて行きます。
黒ずんだ独特の火山礫の土で水分は凍ったままです。
大きな富士山を背に、ザクザクとして少し沈みがちで歩きにくい道を進みます。


左手、木々の間に山中湖も見えてきました。
間もなくアザミ平です。


アザミ平からはそれまで樹林帯から開けて、視界も広がり気持ちの良い道です。



右手が大きく開けて越前岳、位牌岳と御殿場市街の展望です。


背後には大きく雪をかぶった富士山。

今回のコースの最高点、大洞山の山頂に到着です。
周囲は木々の為、展望は開けていません。

ブナ林の稜線歩きは高低差もほとんどなく、実に気持ち良いものでした。


三国山山頂は木々に囲まれ、あまり展望はありません。
ここから三国峠に向かって、いっきに下って行きます。

大きく下っていったん道路に出た後、向かい側の登山口からカヤトの原を登る事になります。


カヤトの中の急登をひいひい言いながら登って行けば大展望の鉄砲木ノ頭に到着です。

山中諏訪神社奥宮が鎮座する山頂からは正面に富士山と山中湖の大展望です。
富士山の右手には雪をかぶった南アルプスの山々が連なります。
冬場の澄んだ空気でくっきりと見ることができました。
普段であればにぎやかであろうこの場所も時期のせいか誰もいない静かな山頂で、
展望を楽しみながらゆっくり昼食を取りました。


パノラマ台へは鉄砲木ノ頭から正面、
山中湖に向かって大きく開けたカヤトの原の中へ下って行きます。



パノラマ台からは少し車道を歩いた後、また山道に戻ります。
入り口には案内板があるので、わかると思います。

湖畔に面した国道413号までは20分ほどです。
今回、帰りは平野から高速バスで新宿まで予約を入れてました。
バスの時間まではまだ余裕もあり、
平野のバス停まではここからさほど時間もかからないので、
山中湖畔まで出てのんびり時間つぶしをしました。
湖畔から眺めた鉄砲木ノ頭です。 かやとの中に登山道が見えます。

素晴らしい展望の人気のコースですが、年末という時期のせいでしょうか
途中、お一人以外は全く山中で会う事も無く、実に静かな山行でした。
天気にも恵まれ、富士山のダイナミックな姿も心行くまで拝む事も出来、
大満足で今年最後を締めくくる事が出来ました。
いろいろと忙しく、あまり山に登ることのできなかった一年でした、
2019年はもうちょっと登りたいですね。


コースタイム
籠坂峠バス停 9:15 → アザミ平 10:02 → 大洞山 10:41 → 三国山 11:35 →
鉄砲木ノ頭 12:20~13:16 → 三国山ハイキングコース入口 14:15




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