二本木峠・皇鈴山(679m)

2019年2月4日月曜日

埼玉県

2019年1月22日(火)      天気 雪のち曇りのち晴れ

今年の登り始めは去年バスの時間を間違えて行く事の出来なかった

奥武蔵の二本木峠から皇鈴山、登谷山を経て寄居駅に降りるコースにしました。
下山後秩父七福神の常光寺も有って年始恒例のおめでたい登山(こじつけ)にも
なるという事で。
まあ、きつい登りもないのんびり山歩きです。
正月明けにはちょうど良いレベルだと思います。

前回よりも1時間早く東上線の小川町駅に降り立った時は
なんと雪が降ってました。
今回は間違えることも無く、白石車庫行のバスに乗車。
内手(打出)バス停で下車。
バスには他にも4組ほど登山者の方がいらっしゃったのですが
皆さん大霧山か堂平山へ行かれるのでしょうね。
ここで降りたのは私たちだけでした。

バス停すぐ先から右手の方へ入って行きます。
要所要所に標識があるので迷う事はないでしょう。



民家の間、道路、ハイキング道と繰り返していきます。
民家の庭先には梅が咲いていました。つぼみが大きく膨らんで間もなく一斉に開花のようです。

奥武蔵らしいスギ林の中の登山道。

途中、不動尊の看板が有ったので立ち寄りました。
瀧の水量は少なかったです。


いつしか日差しもさしてきて。

朝方降った雪の名残。気温が低いせいか溶ける様子は無かったです。

雑木が増えてきて、道が落ち葉に埋もれるようになってくると道路に出て、二本木峠です
元々つつじで有名なこのコース。開花のシーズンは車で来る方も含めて
結構な人出でしょうが、このときは私たちだけで静かな峠でした。
標識に従って愛宕山を目指します。
途中にあった小さな天文台。

愛宕山の山頂からは関東平野が大きく見ることができます。

愛宕山から次なる皇鈴山へ。

途中で向かい側の山並みに天文台が見えました。堂平山でしょう。
気持ちの良い稜線です。
ゆっくりと歩いていけば、難なく皇鈴山に到着です。
丁度この画像の反対側には駐車場が有って関東平野の眺めが良いそうなのですが
せっかく登ってきてちょっと興醒めなので北側の展望だけで我慢しました。

そうはいってもなかなかの展望です。
皆野町を間に破風山、両神山と二子山。右手に目を移せば城峰山と御荷鉾山と秩父の山が
連なります。
残念ながら更に奥の方は暑い雲に覆われ見る事は出来ませんでした。

展望を十分楽しんだ後は最後の登谷山へ向けて出発です。
登谷山まではゆっくり歩いても30分ほど、一度車道に出ますが、再び登山道へ。
登って行けば、空が大きく開けて山頂です。
残念ながら北側は大きく電波塔やその施設に占められて、展望はあまりききません。
しかしながら、南側には大きく関東平野の大展望が広がります。

左手赤城、日光連山方面から筑波山、スカイツリーまで、
いろいろと探す楽しみでいっぱいでした。
ちょうど樹々の間にすっとスカイツリーです。わかりますでしょうか?

登谷山から下る途中、両神山方面の雲が晴れて綺麗な山稜を見る事が出来ました。

登谷山からは最終寄居駅までは舗装路になります。
釜伏峠で右折して中間平緑地公園を目指します。
途中で公園入口の標識が出てきますので、それに従って進んでいけば
開けた東屋の有るとこに出ます。
ちょっと抜ける風が冷たかったので、東屋を避け、風の少ない日向で昼食を取りました。
今回のコースですと、ここで昼休憩を取るのが良い感じです。
もうちょっと先には展望台の有る広場もあります。
シーズンには桜も多く咲いているようなので、お花見にも最適ではないでしょうか。


緑地公園の駐車場から出て舗装路を下って行きます。
途中【鉢形城跡】へ行く二又が出ますがそこは左手に取って、常光寺を目指します。
蠟梅のシーズンでとても良い香りがいたるところで漂ってました。
常光寺をお参りした後は鉢形城跡経由で寄居駅までのちょっと長めの歩きです。
割とダンプカーの通りもある車道ですので注意しましょう。

山頂まで車道が通じているのと、途中の道路など、割と俗ぽい感じで敬遠していたコース
ですが、冬の陽だまりハイクには最適なコースでしょう。
危険な所も全く有りませんし、気を張らずのんびりと楽しむ事ができると思います。
関東平野の大展望は楽しかったです。
下山途中の牧場跡地の山肌を覆いつくした太陽電池パネルはちょっと残念でした。


コースタイム
打出バス停 8:43 → 二本木峠 10:00 → 愛宕山 10:08 → 皇鈴山 10:35 →
登谷山 11:12 → 釜伏峠 11:35 → 中間緑地公園 12:15~12:40 → 寄居駅 14:20




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