秩父 琴平丘陵 (最高点398.8m)

2024年11月20日水曜日

埼玉県

2024年 11月19日(火)   天気 晴れ


秋晴れの一日というか午前中だけなんですけど、
秩父は琴平丘陵をのんびり紅葉散策してきました。

西武秩父駅。前回は御花畑駅から秩父鉄道で影森駅に向かったのですが、
待ち合わせの時間がかなりあったので、今回は駅前からバスで向かいました。
(市内循環でいったん秩父駅方面に向かいますが、それでも早いです)

ちなみに向かい側の三峰神社方面のバス停は長蛇の列で、平日にも関わらずバス2台が
出ていました。
最近秩父も観光客が増えているみたいで、良いことですね。

25分ほどの乗車で影森バス停で下車。
ちょっと戻って標識に書いてある秩父三十四観音霊場第27番札所である
大渕寺を目指します。

踏切を渡った正面が大渕寺。鮮やかな紅葉が出迎えてくれました。

本堂を上がったところにあるのが観音堂です。

お参りをした後、観音堂右手から山道に入っていきます。

綺麗に整備された道を上がっていけば、護国観音に到着です。
見上げて見るほどの大きい観音様です。


観音様の足元からは秩父市街を見渡すことができ、左手には百名山の両神山や二子山。
大きな蓑山(美の山)の向こうに赤城や日光の山々まで見る事が出来ました。
このコースで唯一の展望を楽しめる場所ですので、ゆっくり堪能してください。

再びハイキングコースに戻って、足を進めます。
まだまだ紅葉には早い感じでしたが、右手武甲山側の斜面は明るく日差しが当たって
時折きれいな色彩を見せてくれました。

昭和電工の方から来た道と合流すると、札所26番【圓融寺】の岩井堂に到着です。
堂の前にあるモミジはまだ青々としていて
残念ながら紅葉とのダブルショットはできませんでしたが、
岩場に建てられた観音堂はやはり素晴らしいですね。
ここを訪れに来るだけでも価値があると思います。

コースは岩井堂の裏手を上がっていきます、
その先に聖観音菩薩坐像があり、更にその先には修験道があります。

修験道の奥、高度差のある鉄の階段を下りて足を進めます。




時折現れる、赤、黄に色づいた樹々を眺めながら歩いていくと長者屋敷跡に到着です。

長者屋敷跡は少し開けていて、休憩のできる東屋がありますのでちょっと一休み。

長者屋敷跡から少し先に綺麗に手入れされた【大山祇神社】あります。
大山祇神社でお詣りをして、あとは下るのみ

ここを過ぎると、植林された薄暗い林の中の道に変わっていきます。

山の神に出会えば羊山公園に向かう道との分岐です。
前回は羊山公園内に進んで、そこから西武秩父駅に向かいましたが、
今回は【安田屋】で昼ご飯を食べる予定だったので、
ここを終点として国道方面に足を進めました。
途中で見た満開のマユミの花。

来た道を振り返って秩父の盟主【武甲山】。
武甲山の北側に位置して、影にあることが多いので影森と言うとか言わないとか。

お昼時に【安田屋】に到着。平日にもかかわらず行列ができていて30分ほど待ちました。
【安田屋】のわらじカツ丼。歳のせいか2枚がきつく感じられました(笑)。
ここのわらじカツが一番柔らかいような気がします。おいしかったです。

西武秩父駅までは歩いても、ここからさほどかかりません。
前回訪れたのは2013年ですので約10年振りです。少しコースの様も変わったような
気がします。
夏を除けはいつ歩いても良いと思いますし。
短時間で危険な所も全くないので、秩父観光を絡めて行くのも楽しいかと思います。
道はそれなりに登山道してますのでソールのしっかりとした靴がお勧めです。

今回は特にコースタイムは測ってませんが、
9:50頃にスタートして、12:00に山の神に到着。
そこから安田屋までが20分ちょっとくらいでしょうか。
2時間~3時間くらいのコースです。