子檀嶺岳 コマユミダケ (1223m)

2019年7月6日土曜日

長野県

2019年6月25日(火)   天気 晴れ


コマユミダケと読みます。
信州は上田市の西方、青木村に有る山です。
青木村のHPにコースの詳細等が載っていますので参考にどうぞ。
http://www.vill.aoki.nagano.jp/assoc/aruku/trek.html

本来ならこの季節、もう2000m級の山へ行った方が快適なんでしょうけど
人混みがいやなもので、もう登山客も少ないであろうこの山を選びました。(笑)

青木村へは上田駅から30分ほど、一時間に1本くらいは便が有りますので
あまり困る事はありません。

バスが行ったばかりでしたので次のバスまで近くの上田城を訪れました。

駅前に戻り、バスに乗って終点の青木村バスターミナルまで。
バスターミナルから国道143号線を前に斜め右手前にある道、西洞方面へ入って行きます。出だしの舗装路から上り坂が続きます。

道祖神が多くありました。
ひたすら真っ直ぐ進むとやがて鹿よけのゲートに到達します。
ゲート過ぎて、林道を進んで行けば、左手に登山口です。

目指す山頂が見えます。
まあ兎に角休んでくつろぐ感じの無いひたすら登り登り、それも割と急登が続きます。
結構きついです。
田沢方面からの道と合流すると、やっと穏やかな道に変わります。
ここまで来たら山頂はもうすぐです。

天井が抜けて山頂が見えてきました。
山頂手前で終わりのツツジが迎えてくれました。

山頂では北側から東南方面にかけて、大展望が広がります。

左手根子岳、四阿山、篭の塔山、浅間山から雲がかぶってしまってますが
八ヶ岳の山々まで見渡せます。

手前には青木村から塩田平と以前登った独鈷山も。

子檀嶺神社の奥社の祠が3基祀られています。

左手側に目を向けると樹々の間から雪渓の残る北アルプス北部の山々も望めました。 

山頂でゆっくり食事休憩をしたのち、当郷バス停方面へ向かって下山しました。

ちょっと湿って滑りやすい道を下りて行けば大きな林道に出ます。
標識に従って歩いていくと、
幅広の林道はいつのまにかまた狭くなり、普通の登山道に戻ります。

綺麗な竹林に最後辺りで出会いました。

舗装された道に出れば、すぐに鹿よけの柵が有り、本日の山行もほぼ終わりです。

柵を出たところでいきなり羊に出くわしました。

真っ直ぐの道をひたすら下って行きます。天気が良く日差しがちょっときつかったです。
途中後ろを振り返って子檀嶺岳。急登の連続も分かる姿ですね。

バス停手前でちょっと寄り道。
本日もう一つの目的でもあった大法寺の三重塔(国宝)です。
檜皮葺の屋根の反り返りがとても美しく、【見返りの塔】と言われるだけの事はあります。せっかくなので是非立ち寄って見て欲しいですね。
参道からチラッと見えたときに思わずはっとするほどの美しさです。
拝観ののち、隣接する青木村郷土美術館に立ち寄り、喫茶室でバスの時間まで時間を
つぶしました。ここからバス停までは15分ほどです。

標高が低い山ですので夏の日差しで結構暑いかなと思いましたが、
実際山の中に入っているときは涼しい高原のような風が抜けてさほどきつくは無かったです。塩田平の独鈷山と同様に山頂からの展望はそれは素晴らしいものでした。
空気の澄んだ秋から初春にかけて積雪の無い時期でしたらより感動的になると思います。
大法寺や上田市街の観光と併せて訪れてたら楽しいと思いますよ。


コースタイム
青木村バスターミナル 9:46 → 登山口 10:20 → 山頂 11:45~12:36 →
鹿よけの柵 13:43 → 大法寺 14:30




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