赤城 地蔵岳(1673.9m) 長七郎山(1578.9m) 覚満渕 血の池

2022年5月21日土曜日

群馬県

 2022年5月17日(火)    天気:くもり




赤城周辺の山はだいぶ登りましたが、
唯一残っていた地蔵岳と長七郎山に行ってきました。

春も5月ながら梅雨のような雨が続く日が多く、当初は雨の予報でしたが、
なんとか持ちそうな感じになったので決行。

いつもの始発に乗って、前橋駅から関越交通バスで富士見温泉乗り換えで
終点の赤城ビジターセンター前まで。
今回のコースはきつい所も無く、普通に歩けば3時間半程度ですので
午後一、12時台のバスで帰ることも可能ですが、
せっかくなので次の15時台のバスまで余裕をもってのんびりぶらぶら歩きました。

スタートはビジターセンターから
道路向いの覚満渕入口から覚満渕に入ります。

赤城の山は1500m前後。
5月半ばとはいえ、まだまだ芽吹きが始まったくらいです。
今はまだ寒々としてますが、あと一月もすれば、新緑の緑の中にレンゲツツジの赤が
生える美しい景色に変わることでしょう。

覚満渕の奥から鳥居峠を目指します。

着いた鳥居峠は大きな駐車場とドライブインもある開けたところ。
ここから小沼(コノ)と長七郎山へ向かうコースを進みます。

芽吹きしたばかりですが山はオオカメノキの白い花でいっぱいでした。

小沼の駐車場と長七郎山との分岐に到着。
長七郎山へ向かう前に、ちょっと小沼を眺める展望台へ。
小沼を背にして反対側、大沼の先には雪をかぶった至仏山、武尊山、谷川の山々。
ちょっと感動(笑)

緩やかな山道を登っていけば、あっという間に長七郎山に到着です。

荒山の先には榛名の山々が見えます。

花の季節にはちょっと早いのでほとんど咲いていなかったのですが、
タチツボスミレは見ることができました。

賽の河原を抜けて、小沼へ向かいます。
小沼に出たら沿岸を左に進んで地蔵岳方面へ。

時間もあったので、地蔵岳に向かう前に血の池に行くことにしました。
往復で30分くらいでしょうか。
途中、朝香嶺へ向かう二股を右に降りていきます。
下っていけば、血の池に到着です。
梅雨前の乾季時期ですっかり乾いていて広い草原になっていました。
水がたまるのは梅雨時期から8月くらいまでだそうです。

先程来た道を戻り、いったん舗装路に出てから地蔵岳の登山口を目指します。

地蔵岳は林間学校などでもよく登られていて、
奇麗に整備されています。
ちょうどこの日も中学校と小学校の団体に出くわしました。
細い登山道でもあり、時間もありあっていたので通過するまで道を譲って
休憩を取りました。
コロナもだいぶ落ち着いてきて学校の活動も始まってなによりです。
この日の経験から少しでも山好きの若者が生まれてくれれば良いのですが。

電波塔が近くなってきました。間もなく山頂です。

電波塔が乱立する山頂に到着です。
とはいっても電波塔は奥の方で、山頂周辺は開けて良い感じです。

先程までは林間学校の生徒や登山者で賑やかであったろう山頂も自分たちが着いたときは
もう誰もおらず、それは静かな山頂でした。
大沼と黒檜山、駒ケ岳を眼前に、先には雪をまだ被った谷川や武尊、至仏山。
黒檜山と駒ケ岳の間に顔を出しているのは袈裟丸山でしょうか

山頂で昼休憩を取ったのち、下山しました。
出だしは岩だらけの道で、そこを過ぎると北面のせいか、ぬかるんで滑りやすい道が
続きます。

足元を気を付けながら降りていると、桜の花びらが、
上を見上げれば、わずかに残る今年最後であろう山桜を見ることができました。

最短で大沼、赤城大洞方面に降りる道もありましたが、北面で滑りやすいのもいやなので
ちょっと左に降りて赤城少年自然の家方面へ。
最後は赤城少年自然の家前の登山口について終了です。
ここから大沼までのんびり歩いて湖岸の店でお茶したのち、覚満渕をまた少し散策して
帰りました。

小学生のハイキングコースにもなる所ですから、危険な場所やきつい所もありません。
まあ兎に角のんびりぷらぷら歩きました。
景色も良い所なのでお勧めですが、初夏の覚満渕のツツジと絡めるのがベストだと思います。
一応コースタイム載せますが、超のんびりです。(笑)


コースタイム
ビジターセンター 9:00 → 鳥居峠 9:20 → 長七郎山山頂 10:08 → 血の池 11:00 →
八丁峠 11:23 → 地蔵岳山頂 12:10~12:40 → 赤城少年自然の家前登山口 13:33