2025年9月25日(木) 天気 雨時々曇り 強風
以前から訪れたいと思っていた福島県の一切経山に行ってきました。
天候がちょっと微妙だったのですが、もう2回ほど悪天候理由で中止していましたので
無理して行ってきました(笑)。
ちなみ今回は【福島市観光コンベンション協会】が運営する『浄土平スカイアクセス』を
利用しました。
浄土平までのバス便が廃止されて久しいですが
これの登山者向けプランを利用すれば現地で5時間半過ごすことができます。
料金は少し高めですがお勧めです。
アクセス便の利用は今回は私たち2人ともう1人の計3人でしたのでタクシーでの送迎でした。
福島駅ではうっすら日も差していましたが、浄土平に着いた時には雨も降り始め、
休憩所で雨具のフル装備に着替えて出発しました。
右手の山の斜面からは絶えず噴煙が吹きあがっています。
天文台の横の入り口は閉鎖されていたため、ビジターセンターの脇から登山コースに
進みます。
帰りは左手の道から戻ってくる形になります。
ほどなく酸ヶ平避難小屋。
木々も少なくなり、あたり一面岩礫になってきました。
山頂手前はもう火星のような雰囲気。
雨は上がったものの、強風とガスが凄かったです。同行者はかなり不安がっていましたが、
以前経験した安達太良山や那須の峰の茶屋ほどではなかったので、そのまま進みました。
頂上の標はその先にあります。
晴れていれば奇麗な五色沼を拝むこともできたのでしょうが残念です。こんな天気でしたので、普段でしたら登山客で賑やかであろう山頂は私たちだけ。
まるで映画【DUNE】のサンドワームが現れたかのようで印象的でした。
酸ヶ平の湿原はもう草紅葉になっていました。
誰もいない鎌沼の周囲をあたりの景色を見ながら歩いていきます。
鎌沼から離れて少し行けば姥ケ原です。
姥ケ原では割と紅葉した樹々を見る事ができました。
岩の多い道を注意しながら下っていけば、
まだ帰りの時間まであったので吾妻小富士を行けるとこまで行こうという事で
帰りの便にピックアップして頂き帰りました。
時間に余裕のある方は途中の高湯温泉での下車も可能ですから汗を流してから
帰っても良いと思います。
※高湯温泉まではバスの便はあります。
晴れていればそれは素晴らしい展望に恵まれて良かったのでしょうが、
まあこれはこれで楽しかったです。(笑)
大自然の力を感じる事ができました。
なにより道中、静かだったのが良いですね。
かなり後々まで印象に残る山行だったと思います。
雨や強風でちょっと時間がとられてしまいました。
当初の予定では、東吾妻山まで行こうかなと思っていましたが
しょうがないですね。
また次回(有るのか?)のお楽しみにしておこうと思います。