谷川周辺の山  谷川岳(1977m) 白毛門(1720m) 平標山(1984m)

2011年12月21日水曜日

群馬県 新潟県

今年の9月に『大源太山』に登りました。
以前は前夜発の日帰りコースでしたが新幹線のおかげで
谷川岳周辺でいくつか日帰り可能な山があります。
ついでと言ってはなんですが、ご紹介を!!


いずれの山もすばらしい景色と自然の懐の深さを十分堪能させてくれる山です。
新幹線の利用で交通費はかかりますが、
十分かけただけのことはある山域です。


標高2000m以下ですが、気象条件の厳しいところです。
6月から10月までが登るのに適した時期で、
それ以外は積雪など厳しい気象下で、エキスパートの世界だと思ってください。


是非来年の山行計画の一つにでも。



谷川岳 

朝一番の上越新幹線を使い、上毛高原駅から8:00発のバスに乗れば、
水上駅経由で9時前には谷川岳ロープウェイ駅に
着くことが出来ます。
※上毛高原駅に停車しない一本前の新幹線でしたら、
  高崎で上越線に乗り換えて水上駅で降りても同時刻で可能だと思います。


関越交通バス


天神平までロープウェイを使えば『オキの耳』までは約5時間ほどで往復できます。

2004年10月21日 天神尾根から山頂を眺める。

2004年10月21日    肩の広場より万太郎山方面を眺める。




白毛門


前項の谷川岳と同じバスを利用して。谷川岳ロープウェイ駅手前の土合橋で降りれば
そこが登山口です。
かなりの標高差を登って、降りる、少々タフな登山です。
往復6~7時間、体力勝負の山ですが、対峙する谷川岳と山頂からの眺めは最高です。

 2007年9月4日 対峙する谷川岳、圧倒的な迫力です。




2007年9月4日 白毛門山頂からの眺め、360度の展望です。


歩行時間も長く、また体力も必要とするコースですので、帰りのバス等、下山の事を考えると
体力に自身の無い方は途中の松ノ木沢ノ頭で折り返しても良いかと思います。
ここからの眺めも十分すばらしいと思います。


上記どちらも帰りはバスで水上駅に向かい、せっかくですから水上温泉で一風呂浴びて、
上越線もしくは更に上毛高原駅に向かって帰宅の途につくのが良いかと。








平標山


谷川周辺では一番回数を登っている山です。
いつの時期もすばらしい景色を見せてくれます。
谷川岳、大源太山などが男性的な荒々しさなのに比べると女性的な優しい感じのする山です。
また他に比べて高山植物の多さも特徴です。
すばらしい山頂から平標山ノ家までの穏やかなくだりは
いつまでも歩いていたい所です。


越後湯沢駅を8時台に出る浅貝行きのバスに乗って平標登山口バス停まで


南越後観光バス

登山口から松手山 → 山頂 → 平標山ノ家 → 登山口まで、時計回りの周遊コースです。
5時間半ほどのコースですから登山口を9時頃出発すれば
15時台後半のバスに十分間に合うと思います。




 2002年10月 松手山から山頂へ

 2002年10月 山頂から仙ノ倉山方面(陽の長い夏場なら往復しても良いかも 約2時間)



2008年8月13日松手山から山頂までの尾根筋。

2008年8月13日 山頂から仙ノ倉山方面、
このときは山頂はガスって360度の景色は拝めませんでした。

山頂からは稜線から連なる谷川の山々、また反対側の苗場山など眺めは最高です。
稜線上に山小屋もあり、またバスの便も割りと遅い時間までありますので
それなりに高低差もありますが、初心者の方でも割りと安心して登れる山だと思います。

下山後は大源太山でも紹介しましたが、是非 駅前の温泉の銭湯で汗を流してください。
充実した一日になると思います。


おまけ
新幹線利用ですと、早朝でも大宮駅、高崎駅等で駅弁を販売してますから
お昼用に是非!!
山頂で食べる駅弁はそれはもう最高です(笑










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