閑話  雨の思い出。

2015年7月30日木曜日

その他・雑談

2015年7月30日


6月、7月と予定を立てていたものの
そのたびに雨模様で中止になってしまいました。
今年は本当に雨の日が多いですね。

今でこそ雨天中止ですが、以前は山に登る事自体が楽しくて
雨天など気にせず登っていました。
さすがに台風の時なんかは別ですけど(笑。

あまりにブログの更新に間が空くのもなんなんで、
そんな雨の登山で印象に残っているものをいくつか・・・・。
いずれも20年ほど前になりますが。


【八ヶ岳 赤岳】1998年7月8~9日
昔のアルバムを見てたら、この時は空木岳に行く予定だったようですが
梅雨の荒天で中止して、友人夫婦と八ヶ岳の赤岳に行くことに。
まあ八ヶ岳も梅雨真っ只中だったんですけどね(笑

案の定天気は悪く、いつも泊まる行者小屋は私たち以外は山小屋の方だけ・・・・。
夕飯までは、小屋に置いてあった本を読みながらゴロゴロのんびり過ごし、
夜は山小屋の方たちといろいろお話した記憶があります。

翌日そのまま下山するつもりだったのですが、
ちょうど赤岳山頂小屋の方も泊まっていて、
風は強いけど文三郎尾根なら問題無いし、高山植物もいっぱい咲いているので
せっかくだから登った方が良いと言われたので、いそいそと後ろをついて登りました。
雨はそれほどでも無かったですが、とにかく風が強くて。
展望は全くなかったですけど、高山植物もいっぱい見られて
なんか凄く楽しかった思い出があります。


【尾瀬 燧ケ岳】1994年9月26~27日
9月の末に大清水から入りました。
長い秋雨の中、この日は日差しも見られて尾瀬沼、草紅葉の大江湿原を楽しみました。
長蔵小屋に宿泊、夕方にはビジターセンターの自然観察会のスライドショーを見た記憶が有ります

打って変わって翌日は朝からとにかく雨、燧ケ岳に登るにつれて雨、風ともにひどくなり、
当然展望もまったく無く、山頂の思い出もあまり有りません。
御池へ下山途中の熊沢田代。
霧が立ち込め静かで幻想的な雰囲気の中をたった一人で歩いているのは
なんか素敵でした。今でも強く印象に残っています。
ただ、雨に濡れた木道はとにかく滑る滑る。
2回程転びました。
1回は結構強く腰打ってしばらく動けなかったです。
今では笑い話ですが、誰も歩いていなかったですから一歩間違えたら大変な事になってましたね。


『黒姫山』1997年6月3~4日
日本200名山のひとつでもある美しい山です。
が、ほとんど登った事を覚えて無いです(笑

長野新幹線が開業する前でした、
雨の天気なのは分かっていたのですが、夜行バスを利用しての前夜発日帰りで行ってきました。
山に入ると雨のみならずガスって景色はまったく拝めませんでした。
覚えているのは
雨具のフード叩く雨の音。雨に濡れてつややかかな木々の葉。
夜行バスで疲れていたので、途中大きな木の幹の元に座り込んでしばらく休んだ事。
下山後、あたりに誰もいないスキー場前のバス停で土砂降りの中、雨宿りをして
バスを待っていた事。
なんかですかね~(笑


雨の中の登山って山登りの醍醐味である素晴らしい景色とか、鳥の声とか
そういうものは全く無いですけど
やたらと強く印象に残っていますし、良い思い出です。

ブログ書いていて雨の中の登山をまたしても楽しいかもな~なんて思いました(笑
でも帰って来てからの道具の後始末がちょっと面倒なんですよね~。

8月も登山はお休み。
次回は9月の予定です。