鼻曲山(1655m)

2015年10月15日木曜日

長野県

2015年10月13日(火)     天気 晴れ


結局9月の予定も雨でお流れになり、約4、5ヶ月ぶりにやっと山に行くことが出来ましたww。


朝の軽井沢駅です。 旧信越本線の横川側はだいぶ荒れていました。
それにしても朝6時前に自宅を出て7時台に軽井沢に着くなんて特急あさまの時代には
考えられなかった事ですね。
料金は高いけど、やはり便利です。

7時台の草津温泉行きの草軽交通バスに乗って長日向バス停で下車。

バス停のちょっと先、ふれあいの郷入口から右手の道を進んでいきます。

別荘地帯を過ぎると軽トラが 1台やっと通れそうな林道を上がっていきます。
舗装されたのと違って固く無く歩きやすい道です。
ヤマトリカブトの花でしょうか。
今年の紅葉は少し早いようですね。
時折はっとするような美しい色彩を見ることが出来ました。

林道にぶち当たったら、向かい側の山道に進みます。
やがて右手側が大きく開けて来て八ヶ岳、南アルプス、奥秩父の山々の展望が広がります。


バス停からはさほどの苦も無く山頂(小天狗)に到着です。
何も無い山頂からは素晴らしい展望が待っていました。
紅葉が混じって実に美しい色合いの浅間隠山。

木々の梢が邪魔をしますが目の前近くに大きく浅間山です。
浅間山から右方面は残念ながら見ることはできません。

正面に八ヶ岳連峰、その左側に冠雪南アルプス。
その左には奥秩父の山々がそしてその間にちょこんと白い頭の富士山が。

更に左に目をやると荒々しい妙義山が。


小天狗の山頂はこんな感じです。
素晴らしい景色に結構長居をしてしまいました。


小天狗から先を進むと東側の頂上『大天狗』に、こちらにはちゃんと山頂の表示板がありました。
残念ながら周囲の木々が高く、見通しはあまり利きません。
木々の間から草津白根方面の山々が少し見えました。
先ほどよりは妙義が近くよく見ることができました。

山頂から霧積温泉へ向かう道をたどり、途中で分かれ留夫山へ向かいます。

向かう途中で左手に見えた剣ノ峰、角落山、榛名山と赤城方面の山々。
特徴的な山容と紅葉が混じった微妙な色合いでとても美しかったです。


歩いていたら登山道の先にカモシカが・・・・・。
逃げることも無く、こちらをじーと見つめてしばしお見合い状態に。
『もう 行きな~』と声をかけたら、ゆっくり去っていきました。 


留夫山までは大きく下ってからの登り返しですので、割と堪えますが、
綺麗な色彩に目をやりながら歩いてましたのでそれほど苦にはなりませんでした。

留夫山です。 残念ながら展望は木々の隙間から拝む程度です。

留夫山から一ノ字山へも一度大きく降りて登り返すのですが
緩やかめに上って行く感じでしたので割と楽でした。

一ノ字山山頂です。 木々に囲まれ展望はありません。
実は一ノ字山でお昼ご飯を食べようと思っていたのですが、表示板が←の形だったものですから
もしかしたら山頂はもうちょっと先かもしれないと思い足を進めてしまいました。
まあ直ぐにさっきの所がやはり山頂だったと気づいたのですがねww。

少し展望が開けた場所があったらそこで昼にしようということで足を進めました。
ここから峠までの道は穏やか+素晴らしい紅葉で歩いていて楽しかったです。


昼飯を取るのにふさわしい場所を探して歩いているうちに、峠まで来てしまいましたww。
ちょっと歩いて熊野神社先の見晴台で昼食をとる事にしました。

目の前の展望も良く、ベンチもあり、ここまで我慢して正解だったかもww。
 見晴台園内の木々も見事に色づいていましたよ。

眼前に妙義の山々も近くその荒々しい稜線を見せています。

山頂では木々に隠れて良く見えなかった浅間山も綺麗な裾を広げていました。




ゆっくり昼ご飯を食べてから、碓氷峠の見晴台から軽井沢駅までぷらぷら歩いて戻りました。
途中でこの日一番の浅間山を見る事ができました。

駅までは結構距離が有りますので、面倒でしたら見晴台から軽井沢 赤バスというのが
途中まで出ていますので利用すると良いと思います。


本当に久々の山登り。
名の有る山にも関わらず、途中あまり人に会うことも無く静かな山行でした。
秋晴れで展望も良く、紅葉の美しい色彩も拝めて十分堪能することが出来ました。


コースタイム
長日向バス停8:10 → 小天狗山頂9:35 → 留夫山11:00 → 碓氷峠12:20