2022年9月13日(火) 天気 晴れ
若かりし頃、四季を問わずよく訪れていた八ヶ岳に20年振りくらいでしょうか
行ってきました。
さすがに南は日帰りだときついので、今回は北の茶臼山、縞枯山をめぐりました。
朝一の特急あずさで茅野駅へ、そこから麦草峠(白駒池)行きのバスに乗車。
駐車場でトイレ、身支度をして出発です。
ゴロゴロとした岩の道を登っていけば茶臼山に到着です。
いきなり開けて大展望が広がります。
だいぶ雲も出てすべてはっきりというわけにはいきませんでしたが、
正面には中央アルプスの空木岳や駒ケ岳、御嶽山。
左手には天狗岳の奥に盟主赤岳と阿弥陀岳そしてその右手には甲斐駒ケ岳と
見飽きる事のない景色です。
展望台右手に最高点である岩が有るのですが、
この日は中学生の林間学校で100人くらいがお昼中で
なかなかその中を通っていくのは・・・・なので(笑)
これくらいで展望台は後にしました。北アルプス方面は雲も厚くてあまり良く
見られませんでしたしね。
先生と話したところ、この後は縞枯山との鞍部で五辻に降りてロープウェイ駅へ
向かうそうで、100人くらい安全に引率するのは大変そうでした。
シラビソの優勢林で見られる世代交代、更新と言われてますが不思議な光景です。
山頂の手前で展望台の分岐になります。
昼休憩の展望台を目指します。
目の前に大きくこれから向かう縞枯山と北横岳。
昼休憩の展望台を目指します。
遠目で岩場の所が展望台になります。
大きな岩がいくつも重なりあった展望台に到着です。
ここも茶臼山の展望台に劣らず、360度の大展望です。
展望を楽しんだ後、昼食にしました。
登ってきた茶臼山。
眼下の蓼科。先ほどまで見えてたアルプスは眼前の雲が邪魔して見えなくなってしまいました。
北側の浅間山方面は雲に隠れてしまってます。
いろんな駅弁食べましたけど自分はこれが一番好きかもしれません。
にぎやかだった茶臼山展望台とは打って変わって静かな展望台で昼食を取ったのち
記念写真だけ撮って、ロープウェイ駅へ足を進めました。
ここから雨池峠への下りはかなり傾斜がきつく、ゴロゴロした岩が多いので
足元へ注意が結構必要です。
登りのコースとして使うのもきついですね。
ここからロープウェイ駅まではクマザサに囲まれた穏やかな道でのんびり気持ちよく
ピラタスロープウェイで上がって、このコースを通ってメルヘン街道まで出て
冬季通行止めの道路をメルヘン広場まで滑ってその奥からさらに滑ってバス通りまで
もうとっくにロープウェイで降りていると思っていたのですが、
やはり遅れる子も多く大変そうでした。本当に先生頑張ってですね。
五辻の分岐を過ぎたら、岩小場のバス停を目指します。
普通は出逢ノ辻経由で麦草峠を目指すのでしょうが、帰りのバスの時間を考えると
あまり余裕もないので。
左、出逢ノ辻方面には新しい小さな木の橋が有りますので良い目印になると思います。
あまり歩く人もいないとは思うのですが、道はしっかりとしています。
やがてメルヘン街道にぶち当たります。
アルプスと異なり、東京からのアプローチが比較的楽なため良く訪れた八ヶ岳。
久しぶりに訪れたそこは昔と変わらず素晴らしい所でした。
着いた時からなんかワクワク感が凄くて自分はやっぱり大好きです。
南八ヶ岳は山小屋利用もしくは前泊になってしまいますが、
北八ヶ岳は日帰りでも十分楽しめるコースがいくつもあるのでお勧めです。
コースタイム
麦草峠10:40 → 大石峠11:00 → 茶臼山展望台11:50 → 縞枯山展望台12:35~13:05
→ 縞枯山13:20 → 雨池峠13:45 → ロープウェイ山頂駅14:00 → 五辻14:34 →
岩小場バス停15:05