2013年9月10(火) 天気 晴れのち曇り
2年ぶりに谷川方面へ行ってきました。
今回は前回登った大源太山と違って、もう一つの方です。
平標山に登った時にいつも気になっていた山小屋から先の道で、
大源太山から三国山まで歩いてみました。
出発は越後湯沢駅。バスで平標登山口を目指します。
今回は平標山の家を目指しますので、いつも下山コースに使う『平元新道』から登ります。
左手に清流を見ながら進んで行くと、やがて林道へ、
ゲートを過ぎてひたすら進んで行くと登山口に出ます。約1時間ほどの行程です。
ここから本格的な登りに入ります。
丸太の階段が延々と続きます。
歩幅が決められてしまう階段はあまり好きで無いのですが、段差があまりないのが救いでした。
周りの木々の植生が変わってきて、階段から石の道になると
やがて空が抜けて平標山の家の前に出ます。
眼前には嫋やかな平標山と仙ノ倉山の峰が。
しばし景色を眺めながら休憩です。
小屋を後にして大源太山を目指します。
大源太山までの稜線上では左側と左側後方に大きく展望が開け、
すばらしい景色を眺めながら歩く事が出来ます。
穏やかで女性的な仙ノ倉山の隣に位置する荒々しい男性的な万太郎山と
その奥谷川岳方面の眺め。
稜線上にいっぱい咲いていました。『ヒメウメバチソウ』でしょうか・・。
『ミヤマコゴメグサ』白くて小さな可憐な花でした。
分岐より大源太山まで往復します。
大源太山山頂からの見晴は良く、
北側に大きく平標山から谷川方面に向けて稜線の展望が広がります。
生憎雲が出てきてはっきりとはしませんでした。
誰も居ない山頂で昼食を取ってから先ほどの分岐まで戻り、三国山を目指します。
(分岐から山頂までは往復20~30分です)
大源太山を過ぎると左手奥に特徴的な形の吾妻那山と大峰山。
そしてその奥にテーブルマウンテンの上州三峰山が望めます。
平標側から見るのと比べて穏やかな感じの大源太山。
小さな登降を繰り返し、途中三角山の頂上で浅貝方面への道を分けます。
さらに登り降りを繰り返しながら山頂が少し平べったい形の三国山を目指します。
途中で見つけた『虫こぶ』。 見た時は不思議な実も有るもんだと思いました。
大源太山と同様、いったん三国峠への道を分けて、三国山山頂へ。
三国山山頂です。 幸福の鐘はもちろん鳴らしました。(笑
三国山山頂からは南側の展望が開けています。
だいぶ雲が出てすっきりとしない眺めになってしまいました。
分岐に戻る途中から下山路が出ています。
延々と続く木道で、斜めに傾いているところも多く、歩きやすいとは言えませんが、
これも保護の為ですから仕方ありませんね。
峠に有る三国権現(三坂神社)です。
ここからお社を背に左側に進みます。
右は三国トンネルを挟んで浅貝・苗場側に出ます。稲包山への登山道もありました。
旧三国街道方面のコースを左に分けて三国トンネルの入り口に下山します。
目の前の上越橋を渡るとすぐに右手に法師温泉へと降りる遊歩道があります。
まあここまでは良かったのですが・・・・・・・・・・。
遊歩道入口に看板が有り。『遊歩道にヒルが出ます。ご注意ください』と・・・・・・・・(汗
稲包山方面にヒルが出る事は知っていましたが、ここまで広がって来ていたとは。
時間的に他に行くべき道も無く、ヒル未経験の私達はその恐ろしもわからず進むことに。
足元に注意しつつ歩いているとシューズに糸くずくらいの小さなヒルが取りついており、
立ち止まってそれを取ろうとしていると
まあにょろにょろ周りから出て来るわ出て来るわ!!
しゃくとり虫みたいに身体をくねらせながらひたすらシューズに向かってきます。
『ひぃえ~~~~~』状態でした。
で、どうしたかというと
登り下りを繰り返し疲れている身体でしたが、走りました。(笑
走っては止まってお互いのチェックをする繰り返しです。
チェックをするたびに下の画像のモノが2.3匹必ずついていて、
結構しつこくくっついていて、取るのにも一苦労でした。
なんとか噛まれることもなく、法師温泉まで無事たどりつきました。
(法師温泉の立ち寄り湯は残念ながら13:30までになっています。)
今回は幸い上から降ってくることは無かったので良かったですが、
木の枝とかから落ちてくる事もあるそうです。
山ヒルについての話はいろいろ聞いてはいましたが、
あんなに凄いものとは・・・・・経験しないとわかりませんね。
クマやスズメバチよりも恐ろしいです。
法師温泉からは水上町営バスで猿ヶ京まで行き、そこで関越交通バスに乗り換えです。
上毛高原駅、後閑駅へ出られます。
(法師温泉からの最終バスは16時台でした。)
旧三国街道や上越橋から舗装路を行く選択も有りますが、時間がかかるのと
最終的には法師温泉に降りるときにヒルにあたる場合もありますから
特に三国山を目指すのでなければ、三角山から浅貝に降りるコースでも良いと思います。
稜線上での雄大な展望は十分楽しめますので。
コースタイム
平標登山口バス停8:55 → 登山口10:00 → 平標山の家11:05 → 大源太山分岐11:50 →
大源太山 山頂12:05~12:30 → 三国山 山頂14:00 → 三国権現14:30 →
法師温泉15:45
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2年ぶりに谷川方面へ行ってきました。
今回は前回登った大源太山と違って、もう一つの方です。
平標山に登った時にいつも気になっていた山小屋から先の道で、
大源太山から三国山まで歩いてみました。
出発は越後湯沢駅。バスで平標登山口を目指します。
今回は平標山の家を目指しますので、いつも下山コースに使う『平元新道』から登ります。
左手に清流を見ながら進んで行くと、やがて林道へ、
ゲートを過ぎてひたすら進んで行くと登山口に出ます。約1時間ほどの行程です。
ここから本格的な登りに入ります。
丸太の階段が延々と続きます。
歩幅が決められてしまう階段はあまり好きで無いのですが、段差があまりないのが救いでした。
周りの木々の植生が変わってきて、階段から石の道になると
やがて空が抜けて平標山の家の前に出ます。
眼前には嫋やかな平標山と仙ノ倉山の峰が。
しばし景色を眺めながら休憩です。
小屋を後にして大源太山を目指します。
大源太山までの稜線上では左側と左側後方に大きく展望が開け、
すばらしい景色を眺めながら歩く事が出来ます。
穏やかで女性的な仙ノ倉山の隣に位置する荒々しい男性的な万太郎山と
その奥谷川岳方面の眺め。
稜線上にいっぱい咲いていました。『ヒメウメバチソウ』でしょうか・・。
分岐より大源太山まで往復します。
大源太山山頂からの見晴は良く、
北側に大きく平標山から谷川方面に向けて稜線の展望が広がります。
生憎雲が出てきてはっきりとはしませんでした。
誰も居ない山頂で昼食を取ってから先ほどの分岐まで戻り、三国山を目指します。
(分岐から山頂までは往復20~30分です)
大源太山を過ぎると左手奥に特徴的な形の吾妻那山と大峰山。
そしてその奥にテーブルマウンテンの上州三峰山が望めます。
平標側から見るのと比べて穏やかな感じの大源太山。
小さな登降を繰り返し、途中三角山の頂上で浅貝方面への道を分けます。
さらに登り降りを繰り返しながら山頂が少し平べったい形の三国山を目指します。
途中で見つけた『虫こぶ』。 見た時は不思議な実も有るもんだと思いました。
大源太山と同様、いったん三国峠への道を分けて、三国山山頂へ。
三国山山頂です。 幸福の鐘はもちろん鳴らしました。(笑
三国山山頂からは南側の展望が開けています。
だいぶ雲が出てすっきりとしない眺めになってしまいました。
分岐に戻る途中から下山路が出ています。
延々と続く木道で、斜めに傾いているところも多く、歩きやすいとは言えませんが、
これも保護の為ですから仕方ありませんね。
峠に有る三国権現(三坂神社)です。
ここからお社を背に左側に進みます。
右は三国トンネルを挟んで浅貝・苗場側に出ます。稲包山への登山道もありました。
旧三国街道方面のコースを左に分けて三国トンネルの入り口に下山します。
目の前の上越橋を渡るとすぐに右手に法師温泉へと降りる遊歩道があります。
まあここまでは良かったのですが・・・・・・・・・・。
遊歩道入口に看板が有り。『遊歩道にヒルが出ます。ご注意ください』と・・・・・・・・(汗
稲包山方面にヒルが出る事は知っていましたが、ここまで広がって来ていたとは。
時間的に他に行くべき道も無く、ヒル未経験の私達はその恐ろしもわからず進むことに。
足元に注意しつつ歩いているとシューズに糸くずくらいの小さなヒルが取りついており、
立ち止まってそれを取ろうとしていると
まあにょろにょろ周りから出て来るわ出て来るわ!!
しゃくとり虫みたいに身体をくねらせながらひたすらシューズに向かってきます。
『ひぃえ~~~~~』状態でした。
で、どうしたかというと
登り下りを繰り返し疲れている身体でしたが、走りました。(笑
走っては止まってお互いのチェックをする繰り返しです。
チェックをするたびに下の画像のモノが2.3匹必ずついていて、
結構しつこくくっついていて、取るのにも一苦労でした。
なんとか噛まれることもなく、法師温泉まで無事たどりつきました。
(法師温泉の立ち寄り湯は残念ながら13:30までになっています。)
今回は幸い上から降ってくることは無かったので良かったですが、
木の枝とかから落ちてくる事もあるそうです。
山ヒルについての話はいろいろ聞いてはいましたが、
あんなに凄いものとは・・・・・経験しないとわかりませんね。
クマやスズメバチよりも恐ろしいです。
法師温泉からは水上町営バスで猿ヶ京まで行き、そこで関越交通バスに乗り換えです。
上毛高原駅、後閑駅へ出られます。
(法師温泉からの最終バスは16時台でした。)
旧三国街道や上越橋から舗装路を行く選択も有りますが、時間がかかるのと
最終的には法師温泉に降りるときにヒルにあたる場合もありますから
特に三国山を目指すのでなければ、三角山から浅貝に降りるコースでも良いと思います。
稜線上での雄大な展望は十分楽しめますので。
コースタイム
平標登山口バス停8:55 → 登山口10:00 → 平標山の家11:05 → 大源太山分岐11:50 →
大源太山 山頂12:05~12:30 → 三国山 山頂14:00 → 三国権現14:30 →
法師温泉15:45
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