武甲山(1295m)

2019年6月6日木曜日

埼玉県

2019年5月28日(火)   天気 晴れ時々曇り

奥武蔵から秩父にかけての山々はほとんど登ってますが、
武甲山は唯一、盟主という存在ながら、なかなか訪れる事がなかった山です。

理由としては西武秩父線の横瀬駅から登山口の一の鳥居までの歩きがちょっとネックになっていたからです。

以前、同じ秩父の霧藻ヶ峰へ行くのに石灰の採掘場のあるあたりを歩いたのですが、 
砂埃がすごいのと大型ダンプがひっきり無しに通行して
かなり興醒めした記憶があるからです。

で、今回はこのブログ初めての電車、タクシーで行く山登りになります。(笑)
ごめんなさい。

横瀬駅からタクシーに乗ること約10分ほどで登山口の一の鳥居に到着です。
※横瀬駅にはタクシーは常駐してませんので、事前に秩父ハイヤー(0494-22-2350)
 に連絡して駅前に待っていてもらいましょう。迎車代はかかりません。
 横瀬駅から登山口まで¥2000前後です。
駐車場はすでに登ってる方の車で割と埋まっていました。
身支度を整えて出発です。

沢沿いの道を進んで行きます。
武甲山御嶽神社の表参道ですので、綺麗に整備されて歩きやすい道です。

マルバウツギの花が満開でした。



広めの参道が終わって登山道の入り口に到着です。

道幅は若干狭まったものの、相変わらず歩きやすい道が続きます。
枝打ちされた杉林がとても綺麗です。


不動滝です。水を飲んで一息つきました。
岩肌をなだらかに流れる滝に癒されます。水は美味しかったですよ。




大杉の広場に到着です。
樹齢4~500年ともいわれる立派かつ厳かな佇まいです。


ツルキンバイの可憐な黄色い花です。

ニリンソウ?

右手の斜面が岩石でおおわれてきたら山頂はもうすぐです。

いきなり大きく開けた上に、神社の施設があったりで、ちょっと意表を突かれましたが
ほぼ山頂に到着です。立派なトイレもありました。
大人数のグループで休憩するには最適な場所です。
山頂に鎮座してるとは思えないほど立派で大きな御嶽神社の社殿です。

お参りをしてから社殿背後に回り山頂の展望台に行きました。
山頂は柵に囲まれ、思っていたほど広くはありません。
柵の外の鉄条網がちょっと自然とは程遠い感じですが、すぐ先は採掘場の断崖絶壁ですからしょうがないのかもしれませんね。
山頂からの展望はそれは素晴らしいものでした。
あいにくの空模様で薄っすらとしてしまいましたが、正面奥に浅間山の綺麗な姿。
西上州の山々と榛名。

眼下に秩父市の街並みと蓑山。

雲の上に薄っすらと赤城、日光の山々と実に広大です。
秋冬で空気の澄んでいる季節でしたら、素晴らしい景色でしょう。
正直あまり期待していなかったので、しばしぼ~~~~~~~~と眺めていました。

展望を楽しんだら、狭い山頂を後にして、橋立方面へ下山開始です。
シラジクボとの分岐です。正面に小持山、大持山が大きく見えます。
それまでとは違って明るい登山道です。
周囲は緑が深く奥行き感があって秩父らしい景色です。

東京都と埼玉県の境となる奥多摩の山々の稜線の広がりが素晴らしいかったです。

再びシラジクボ方面との分岐で、長者屋敷ノ頭に到着です。
開けたここで、小持山を正面に大きく見ながら昼食をとりました。
車で山頂との往復をされる方が多いのか、こちら方面はとても静かでした。

あたりには色々な花々が、


いたるところでツクバネウツギの白い花が咲いていました。

なぜかツツジが一輪だけ咲いていました。
ハナニガナ。

気持ちの良い尾根道は杉林に入る所で終了です。
ここから急勾配の道を一気にジグザグに降りていきます。
割と長く続き、今回の山行で一番しんどかったところです。


遠くに聞こえた沢の水音が近くなり、沢に出てやっと急勾配の下山も終了です。
適度に疲労した身体に水音が心地よいです。沢沿いに歩いてゆけば、やがて林道に出て
今回の山行はほぼ終了となります。
のんびりと橋立鍾乳洞を目指します。

正面に大きく岸壁が見えてきます。
丁度その下に秩父札所二十八番石龍山橋立堂が祀られており、橋立鍾乳洞もあります。
せっかくなので橋立鍾乳洞に立ち寄りました。
鍾乳洞というよりは正味10分ほどの洞窟探検といった趣向でしょうか。
よくある遊歩道的な感じとは異なり、結構狭いので体の大きい方は苦戦すると思います。
それほど鍾乳石もないのですが、それはそれで楽しかったです。
同行者とゲラゲラ笑ってました。(蝙蝠もいましたよ)

鍾乳洞から秩父鉄道の浦山口駅までは割とすぐです。
秩父鉄道に乗って、西武線との乗り換え御花畑駅へ向かいました。

西武秩父駅へ向かう途中、駅前から今日登った武甲山が大きく見えます。

おまけ。西武秩父からは特急で帰ったのですが、新車の【Laviewラビュー】でした。
窓が大きくてなんか恥ずかしかったです。(笑

念願の武甲山にやっと登る事が出来ました。
山頂からの眺めは思ったよりも遠望が効き良かったですが、
鉄条網や柵にはやはり少し興醒めしてしまいました。
しかしながら表側は削られてしまってますが、裏側は秩父らしい懐の深い自然にあふれ、
盟主にふさわしい雰囲気で実に満足でした。

登山口まで歩いていけない事は無いですが、タクシーの車窓から見た景色は
想像通りですし、距離もありますから、
一ノ鳥居登山口の利用にはタクシーをお勧めします。



コースタイム 
一ノ鳥居登山口 8:55 → 大杉の広場 10:11 → 山頂 11:04 →
長者屋敷ノ頭 12:00 ~ 12:00 → 橋立鍾乳洞 14:00 ~ 14:15 → 浦山口 14:20



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